'22宙組『カルト・ワイン』6月17日の記録

桜木みなと主演公演の情報解禁されたクリスマスイヴから今日まで、素手で葡萄を握り潰す衝撃の先行画像や、高級スーツに身を包んだ麗しのポスター画像に狂わされながらも何とか生き永らえて来た皆さん、お元気ですか。わたしは瀕死の重体です。

偽造ワイン、詐欺師、不法滞在者、投獄劇と不穏な単語のオンパレードなので、「第2幕でしんどいシーンが続くのでは…」と身構えていたのだけど、実際は笑って泣けて最後に大笑いできる、愉快痛快なハッピーミュージカルでした。全人類に観て欲しい。

 

以下、あらすじと感想。ネタバレしかしていません。台詞等は記憶の限りなので、ニュアンスでお楽しみください。

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あらすじ

最貧国ホンジュラスのマラス(ギャング)を抜けたシエロ・アスール(桜木みなと)は、幼馴染のフリオ(瑠風輝)とその家族と共にアメリカに渡る。

幸運にも一つ星レストランで働けることになった彼らだったが、確かな舌で本物そっくりの偽造ワインを作る才能を開花させたシエロは、フリオと道を違え、元マラスの実業家チャポ(留依蒔世)の下でカミロ・ブランコとして生きていく。しかしそんなシエロにも捜査の手が伸びていた──。

 

印象的なシーンや感想

第1幕

  • 本作は第1幕、第2幕ともにオークショニア(風色日向)の語りで幕が開く。観客を狂乱のヴィンテージワイン・オークションの参加者として物語に引き込むストーリーテラーがナニーロくんなのめちゃくちゃ良い〜!!魔法の杖の如くガベル(木製ハンマー)を振りかざす姿がとってもキュート。
  • 紳士淑女が踊り狂う中、桜木さんの美麗開演アナウンス(拍手喝采)→アナウンス終わりでステージ2階部分に白スーツのカミロがスポットライトを浴びて登場!何か天を仰いでる!めちゃくちゃ格好良い〜!そしてポスター画像そのままの開襟具合。心臓がもたない。
  • ここ、ニューヨークの夜景をバックに登場するので「Nissy Entertainment!!?」と沸いた。同じことを思った方がいたらブリリアホールで僕と握手。
  • ちなみに3階下手席からだと、上手から2階部分にスススと移動する桜木さんが見え隠れするので「来るぞ来るぞ…キタ〜〜〜!!!」となりとっても楽しいです。
  • 主題歌のサビで ♪狂乱のオークション〜〜 と公演解説のフレーズをそのまんま使っているのがキャッチーで良い。曲に合わせた椅子やパドル(番号札)を使ったダンスもキレッキレで最高。そんな華々しい冒頭から流れるようにFBI捜査官トミー(秋奈るい)によるカミロの正体の暴露、逮捕、報道、法廷へと続く。カートゥーンに登場するキャラクターのような出で立ちのキャスター(花菱りず)がセンセーショナルな報道を行うことで、重苦しくさせないどころかコミカルで楽しいワンシーンに。
  • 法廷で、「僕……いや、俺の」とカミロからシエロに切り替わる瞬間の表情が堪らない!贔屓のニチャァ笑いが健在で元気になるヲタク。

 

  • 法廷からホンジュラスへの場面展開を筆頭に、本作は場面転換にワッー!と人が入って来て入れ替わる→すぐに歌がスタートという展開が多い。華やかで良いね。
  • クラブで料理上手の店員として認知されているフリオがバレアーダ(ホンジュラス料理、小麦粉のトルティーヤ)をオーダーされ、「いつものと比べて、どう?」とわくわく顔でバレアーダを提供するも、「相変わらず美味しい」と返されガッカリ。眉毛がハの字になるフリオ可愛い〜。
  • しかしシエロは一口で味の変化に気付く。「そうなんだよ!肉の臭み消しにスパイスをほんの少し足してみたんだ!」と嬉しそうに話すフリオに「少し苦くなった、前の方が良い」と一蹴。舌が敏感なシエロくん。
  • 本筋からは逸れるのだけど、カミロのタトューがポスター画像やパンフレットの中身と鏡になっているのは何故…?桜木さんが当日に鏡を見ながらタトューシールを貼ったら逆になっちゃった、みたいなオチだったらめちゃくちゃ可愛い。
  • あと、シエロの時の粗暴な話し方がめちゃくちゃ癖(へき)に刺さる。なんせここ最近だとバロンの末裔のリチャードが1番好きだった女なので…口が悪くて顔に全部出ちゃうけど情に熱い青年、良くないですか…?品のある男にはない野生味って言うのかな。
  • シエロはフリオの実家の食堂がマラスへの上納金を何度も滞納していることから、マラスに入ればそれも免除されると誘うも、「その話はもう二度とするなって言ったろ!」と遮られる。ホンジュラスで清く正しく美しく生きる男、それがフリオ・マラディエガ──。
  • シエロとフリオは幼馴染であり、搾取する側とされる側でもあるんだけど、シエロの情の深さが垣間見えるからここのやりとりは全くストレスじゃない。シエロは生きていくためにマラスにならざるを得なかっただけで、心根は優しい青年だから。
  • マラスから初めて銃を支給されたシエロは、明日までにフリオの父親ディエゴ(松風輝)を殺して来るよう命令される。
  • 「俺を息子のように思うなら、俺のために死んでくれ!」とシエロから銃を突き付けられても動じないどころか、「撃ちなさい」と静かに返すディエゴ。シエロがお母さんのお腹の中にいた頃から彼を知るディエゴは、それはシエロの本望ではない、彼は引き金を引くことはできないと確信していたからこその行動で感服。
  • 引き金を引く勇気も度胸も無いと崩れ落ちるシエロに、「そんなもの無くっていい」と寄り添うフリオの妹・モニカ(美星帆那)の優しさに泣ける。

 

  • マラスから逃れるため、シエロとマラディエガ一家は不法移民としてホンジュラスからアメリカへ向かう。荒野や川を4枚の長い布で表現しているのは流石の一言。
  • 道中、タトゥーからマラスにいたことがバレて移民仲間から追放されそうになったシエロを必死に庇うモニカ。モニカが雨に濡れないようにグッと抱き寄せ、ふたりでレジャーシートを被るシエロ。こんなのもう絶対両想いじゃん!と胸が高鳴ったが、2人はどうにもならないどころかアメリカに着いた途端モニカは登場すらしなくなる。想像するに、シエロはマラスで直接手を下していなかっただけで自分の手は汚れていると思っていて、だからこそ女神のように清らかなモニカに深入りすべきではないと線を引いていたのかなと思った。じゃなきゃどう考えてもモニカが正ヒロインなんだよな〜。
  • ディエゴから木製の十字架(銀製のキリスト付き)のネックレスをお守りとして譲り受けたシエロ。夢を聞かれて照れ隠しでそっぽを向きながら寝転がるところの表情が可愛い〜!そして小さなお尻が客席にこんにちわ〜!
  • 強盗から身を挺してモニカを守り倒れたディエゴ。最期の瞬間まで子どもたち想いの優しい父親で、「お前たちは若い。間違っても、迷っても、人生は何度でもやり直せる」という台詞に思わず涙。
  • ディエゴの死と共に暗転、客席側がスポットで照らされ舞台上は全く見えなくなる。この照明の使い方が印象的だった。

 

  • 場面は変わりアメリカ。日雇いの仕事がなかなか見つからず魔が刺したシエロは、見るからに金持ちそうな男・チャポのボストンバッグを盗むも、すぐにバレて手下に追い回される。
  • 下手側の街灯をグルグル回るシエロとチャポの手下の作画が完全にトムとジェリー。しかし仲良く喧嘩しな♪とはいかず、ボコボコにされるシエロとフリオ。
  • テイクアウトカップのアイスコーヒーを飲みながらセット裏に回ったチャポが表に出て来ると、ちゃんとアイスコーヒーの量が減っている。他にも、ワインを注ぐシーンで赤いゼラが巻かれたグラスと上手く交換していたり。コロナ禍で舞台上で液体を注いで飲むことができないとはいえ、決して演出に妥協をしない栗田先生の姿勢が垣間見える。
  • シエロが元マラスと分かり、自分も元マラスであることから打ち解けるチャポ。食うに困ったらここに連絡しな、とシエロに連絡先を渡す。しかし「マラスにはもう関わるな!」とそれを破いて投げ捨てるフリオ。拾い上げるシエロ。投げ捨てるフリオ。コントみたいな軽快なやりとり。
  • すると今度は上手から大量の缶詰が転がって来る。フリオが缶詰を拾い集めている最中にこっそりチャポの連絡先を回収するシエロ。だからメモは燃やさなきゃダメなのよ!!と心の中で叫ぶわたし。
  • 缶詰の落とし主はメキシカンフードフェスティバルに出店する屋台の店長(澄風なぎ)だった。食べにおいでという誘いに、シエロ「おごりですか!?」フリオ「これ(缶詰が入ったケース)を運んだら、おごりですか!?」シエロ「(金に困ってるのか?に)働かせてもらえませんか!?」フリオ「(料理は)できます!」シエロ「…少しだけ🤏」と怒涛の展開でお仕事をゲット。「「うまい話、転がってたな〜!!」」とキャッキャしながら下手に捌けるシエロとフリオがとっても可愛い。親友パワー炸裂!

 

  • 屋台で働くシエロとフリオもメキシカンコスチュームでとっても可愛い。
  • ナチョスを買いに来たアマンダ(春乃さくら)に一目惚れをしてしまい、目を爛々と輝かせたまま立ち尽くしてしまうフリオ。可愛いか〜〜〜!!一方シエロは怪訝な顔をしているのも良い。
  • どのサルサソースがおすすめかという質問に適当に返したシエロに「使えない子」という烙印を押したミラ(五峰亜季)。冷静にとんでもない客である。
  • この後、サルサソースを試食したシエロは隠し味のソイソースの存在に気付き、「舌は俺の方が優秀だな!」とフリオにドヤ顔をする。可愛いね〜。でもシエロが「馬鹿にして来る奴を見返してやりたい」という反骨精神を抱いたのはミラの一言がきっかけだったのでは?
  • アマンダたちに突っかかってきた酔っ払いを見事撃退したシエロ。人を助けるために後先考えずに身体が動いてしまうタイプの男、惚れちゃうよね…わかるよアマンダ…2人のダンスを悲しそうに見つめるフリオが切ない。

 

  • 季節の巡りを赤鼻のトナカイを歌う少女で表現してるの、良いよね。その後ろを歩く夫婦が上手に捌けながらしている会話はアドリブなので必聴です。りずちゃんがイキイキしていて大変良い。
  • ゴミ出し姿すら格好良くなってしまうフリオ。腰エプロンが良く似合う。罪深い。シエロとアマンダが2人でセラーに入って行ったと聞き走るフリオ、脚が長すぎて秒で下手に消える。
  • ♪フレッシュなストロベリー、熟したダークチェリー、スミレにタバコ〜〜 の歌詞、全部桜木さんに関係のあるものが並んでてゾクゾクした。タバコだけ違うと思ったらこの後喫煙シーンもあるし。あとストロベリーの発音が異様に良くて好き。
  • アマンダの「生意気な生徒ッ」に対して「可愛い先生」と返すシエロから、アマンダからの好意を泳がせながらも有益だから手放さない感じがちゃんと醸し出されてて良いんですよね…悪い男だ…(好き)
  • あとアマンダがシエロを「ブルゴーニュ」に喩えたところで、脳内の桜木さんが ブルゴーニュの森の奥で〜ふたりそっとキスした〜〜 と歌い出したもんだから、ふたりがキッスをしてしまうのではないかとフリオと一緒にドギマギしていた。

 

  • アマンダからプレゼントされたスクリーミング・イーグルをモニカの病院代の足しにするため、チャポに売ろうと言い出すシエロ。ここで拾っておいたチャポの連絡先のメモが登場。フリオに破かれていたのにちゃんと繋ぎ合わせたんだね、可愛い。
  • チャポの事務所でタメ口をきくシエロに「です!」と語尾を直すよう強要するミゲル(真白悠希)に思わず笑った。
  • チャポから1本2,000ドルでワインを買い取って貰えたシエロ。心房中核欠損症であるモニカの手術代に6万ドル必要になったと聞いた時の「あと30本売れば良いんだな」のダークヒーロー感が堪らない。
  • シエロ「バレない浮気は浮気じゃない!」フリオ「見抜けない嘘は嘘じゃない!」と偽造ワインの制作を開始。ここの台詞ずんもえに全然似合わなくて面白い。様々なワインや調味料を持ったウェイター姿のコロスたちが、私を選んで〜!とアピールするところめちゃくちゃ好き。想像の1227倍愉快なワインの調合シーンだった。
  • 香ばしい塩味が足りないと頭を悩ますシエロに、「塩?」「焼いた塩?」「…ソイソース!」と一生懸命アドバイスするフリオが可愛い。
  • 結局、液面の状態からチャポには一発で偽物だとバレてしまうが、本物そっくりの味が認められ、チャポの元で偽造ワインを作らないかと誘われる。
  • そこでシエロは、料理人になるという夢を持つフリオを突っぱね、レストランを辞めチャポの手下になると宣言。前借りだと6万ドルの小切手をチャポから受け取り、そのまま「んっ」ととなりのトトロの勘太の如くフリオに小切手を突き出すシエロ。やり方が不器用なんだけどめちゃくちゃ男前やん…いや不器用なのが良い…。幼馴染の妹のために多額の借金をした上に犯罪者として生きる道を選ぶとか、お人好しにも程があって泣ける。

 

第2幕

  • 再び下手から登場したナニーロくんが「たっぷり休憩は取れましたか?」と1階席のご婦人に問い掛け笑いを取る。自然と拍手が起こるの、ハッピー空間で良いな〜と思った。
  • オークションの余興でブラインドテイスティングをして見事5つのワインを言い当てたカミロ。景品のロマネ・コンティ1945はお飾りのつもりだったのよ、まさか全て言い当てる御仁が現れるなんて、と話し掛けるミラの目のベタッと纏わりつく感じが上手い。あなたにとっても興味があるの、という好奇の目ね。
  • ブラインドテイスティングでその舌を認められ、グランピー・ガイズの集いに誘われたカミロ。ここの場面転換で、上手下手からとんでもない勢いで長卓が出てくる。凄い。
  • 自慢のワインを持ち寄って、文字通り「殴り合い」が始まるとは思わなんだ。ウェイターが七面鳥に見立ててグローブを運んで来るところからして面白いし、ロマネ・コンティ1945を出したカミロに拍手を送るタイミングで、コロスたちがサッとグローブを取り去る→自分に着けて踊るの流れが秀逸だった。赤コーナーと青コーナー、ボードを掲げるラウンドガールまでいるのも面白い。
  • ロマネ・コンティ1945のボトルにキスするカミロ、ラスソン獲ったホストみがあってよかったな〜〜!GIFにしてずっと眺めたい。
  • 運転手に扮して迎えに来たミゲルが、紳士的に振る舞うカミロを見て「なんだぁこいつ、気持ち悪い」みたいな顔してるのも、無言でいいから行くぞっと睨み返すカミロも良い。
  • 「なんだ、グランピーなのかよ〜」とミゲルの頬を人差し指でぐりぐりする上機嫌なカミロ、歯茎剥き出しな満面の笑みで可愛い。真白くんに絡めて嬉しいただの桜木みなとでときめく。

 

  • ネバセイで勇敢な女戦士だったルイマキセが、極悪人のチャポを演じてるのも良い。過去回想の1人語りが完全にご褒美タイム。
  • そしてルイマキセに気を取られていると、下手からテーラーとシエロが登場。シエロの姿だと高級スーツが絶妙にしっくり来ないのも凄い。普段どんな衣裳だって着こなしてしまう桜木さんが、わざと「そう見える」ような立ち振る舞いをしてるってことだもんな…。
  • どうでもいいけどシエロの鬘のこめかみのアメピンが見えるのが個人的にツボです。伸ばした髪を毎日アメピンで止めてるシエロを想像しただけで飯が美味い。

 

  • シエロがカミロとして生き始めた10年の間に、フリオは新しい支店を任されるまでに成長していたのが泣ける。ちゃんと夢を掴んだフリオ。カルロスからアマンダとの結婚を認められるくらい信頼されているのも、実直なフリオらしさが伝わるよね。
  • 下見会のシーンに移る際、下手からナニーロくんがサックスを吹きながら(正しくはフリをしながら)出てくるの優美で良い。
  • ゴールデンハンマー社が開くワインの下見会に訪れたアマンダがナンパに遭い困っていると、カミロは得意の話術で会場からナンパを追い出す。ここ、カミロはナンパに遭っている女性がアマンダだと気付かずに咄嗟に助けてるんだよね…やっぱり根はお人好し。
  • 困ったところにミラが現れカミロを掻っ攫って行くのも、「またコレクションを増やす気?」と茶化しているのも笑った。ミラグッジョブ。
  • 遅れて下見会に到着したフリオがカミロに遭遇するところ、2人きりになった途端にカミロからシエロに戻るのが大変良い。そして足を洗って俺のところに来いと本気で思っているフリオに対して、「今更お前の下で皿洗いでもしろって?」と嫌な態度を取るシエロは、10年間ですっかり価値観が歪んでしまっているようにも、もうカタギには戻れないと諦めきっているようにも見える。
  • オークション会場でアマンダに再会し、初めはシラを切っていたカミロだったが、シエロに違いないとヒートアップしたアマンダの口を強引にキスで塞ぎ、アマンダの言葉を「熱烈な告白」と返すのめちゃくちゃに悪い男で泣いた。フリオから結婚報告をされておめでとうと言った口でよ。なんてこと。この10年でどれだけ女を弄んできたのだろう。堪んね〜なぁ〜〜!(最低)
  • 場面転換後、暗闇となった0番に舞い落ちる紙吹雪。フィナーレ用のが誤射されたのか…?と思っていたけど、正しくは狂乱のオークションシーン終わりで発射されるものでした。後半ずっと舞台上に紙吹雪が広がってるのも珍しい。

 

  • オークションへの大量出品後、ボロが出てしまいカミロが出品したワインは偽造品では?と捜査が始まってしまう。
  • 顧客の前ではカミロを庇ったミラだったが、自宅にカミロを呼び出しふたりでワインを嗜んだ後「あなた、ナチョスを作るのが得意でしょう?」と10年前のメキシカンフードフェスティバルの出来事を話し出すの怖すぎないか??取り繕うことも出来ず固まってしまうカミロの反応が正しい。普通はそこが線で結ばれないのよ。
  • 煙草を吸い出すミラにカミロが「味がわからなくなりますよ」と声を掛け、ミラが「いいのよ酔えれば」と返すのは、カミロという人物が偽物(一流の男ではない)だとしても今夜楽しませてくれればそれでいい、という比喩も含まれているのかなと思った。タバコ越しの間接キスで沸いていたら、カミロがミラをソファに押し倒して熱いキスをしたので死にました。今回まともなキスシーンがない(褒め言葉)
  • あと、カミロの開襟具合で素の自分(シエロ)を曝け出しているかがわかるのも面白い。過去回想冒頭のシエロはペラペラの柄シャツをガッツリ開襟。一方カミロの時はブラウンとボルドーのストライプのスーツや、アッシュブルーのスーツに合わせてかっちりネクタイを締めているが、素の自分(シエロ)を見せれる相手の前ではネクタイを緩める。ミラに呼び出され正体が暴かれた時はガッツリ開襟+スカーフの姿で、FBIに正体を暴かれた最後のオークションもそのスタイルだったのは、この辺からボロが出始めてカミロとシエロの境界が混ざり出してるから?「胸の内を明かす」という言葉があるけれど、それを額面通りに衣裳に落とし込んで来るなんて。タトューがお飾りではなくちゃんと意味を持ち続けているのも素晴らしい。

 

  • 取引先と会っていたと嘘をつき夜な夜なシエロと2人で会うアマンダと、シエロと再会してからどんどん綺麗になっていくアマンダの気持ちを察して酒に溺れるしかないフリオ。それでもアマンダを愛するフリオに対して、「なかったことにはできない」とプロポーズを反故にするアマンダ、お前は鬼か。
  • ミラに素性がバレて強請られている、しばらく出品は控えようとチャポに相談するも一蹴されてしまうシエロ。偽りの富と名声を手に入れ気が大きくなっていたが、自分の意思では舞台から降りることすらできないチャポの操り人形に過ぎなかった。
  • チャポのワードチョイスがとにかく秀逸で、シエロの偽名を「カミロ・ブランコ(=完璧な純白)」にしたことや、「神様からのGIFT」「葡萄畑の肥料にだって出来る」ってもの凄い語彙力。裏社会の広辞苑って呼んでもいい?
  • ディエゴからもらった木製の十字架にナイフで何かを刻むところ、うわ言のように歌っているのも相まって感傷的な雰囲気がすごい。

 

  • 最後のオークションが始まる前、フリオからもう一度止められたシエロが、「役者の都合で幕は下ろせない」「下ろせるとしたら…役者が舞台上で死んだ時?」と冗談ぽく笑うのだが、ジャニヲタの方の人格が「Show must go on!Endless SHOCK!コウイチーーー!」と絶叫するのであった。頼むから首から血を吹いて階段落ちなんてするなよシエロ…!
  • FBIに逮捕され、法廷で「自分の価値は自分で決めるもの。人に決められたり、認めさせるものじゃない」と気付くことが出来たシエロ。やっと目が覚めてよかった。
  • 最後のオークションの前フリオに託した十字架に刻んでいたのは、隠し財宝の在処でした〜!というオチなのも良い。
  • 面会室で「俺が出所したらそれ(財宝)を持ってこい、そしたら仲直りだ」「祝い酒も持って行くよ」「ワインだけは勘弁してくれ」で終わるのも投獄劇とは思えないコミカルさ。ずんもえの固い男の友情で幕が降りるの最高かよ。
  • シエロの囚人服はオレンジのつなぎで、左胸に囚人番号「122795」、背中には黒文字で「PRISONER」でした。囚人服すらスタイリッシュに着こなしちゃう桜木さん、好きだ〜!

 

フィナーレ

  • ミラーボール、色とりどりのスポットライトで照らされる中、0番奥にシエロがひとりで登場。紫のハット、サングラス、ピンクのファーを纏って沢田研二の『酒場のDABADA』を歌い出す。誰がこんなパリピなフィナーレを予想していたか。
  • 娘役に囲われハーレムに。途中アマンダの太腿〜胸までをえっちな手つきで撫で回し、最後はグッと引き寄せてキス。
  • そこで男役たちの登場。被っていた紫のハットをアマンダに被らせたと思ったらフリオの方にドン!と押し出すシエロは、そのまま前に出てきて男役たちと爆踊り。フリオにも歌唱パートがあるのも、バトンタッチする際にフリオの顔にグッと顔を寄せるシエロの表情も最高で、ありがたや〜!と拝み倒したずんもえの民。
  • そして左襟をグッと掴み、嘘みたいにしっかりタトゥーを見せつけて来るシエロ。咄嗟に頭に浮かんだのは「死…???」だった。語彙力0。思い出しただけでクラクラするくらい格好良かったな…おかげでフィナーレの記憶が結構フワフワです。
  • 曲終わりでそのままパレードへ。組子を前に送り出しながら0番奥でわちゃわちゃ踊り続けるずんもえさくらの図が最高。
  • もえこちゃんを笑顔で送り出したあとすぐセット裏に回り、ステージ2階部分から登場する桜木さん。階段降りないかと思ったらあったよ〜!羽根の代わりにド派手なピンクのファーを纏って降りて来たよ〜!
  • カテコは3回。ワインに掛けて「お味はいかがでしたか?」「お帰りの際は千鳥足にならないよう足元にお気をつけて」と挨拶をする桜木さん、御後がよろしくってよ〜〜!!カテコの捌け際に両手で投げキッスを飛ばす姿が可愛すぎて死にました。現場からは以上です。

 

おまけ:主題歌サビの歌詞を貼っておきます。みんなで歌おう〜!

Jr.SP『JOHNNY’S Experience』5月11日昼公演の記録

最終日だし見学に風磨くん来そうだね~なんて話していたら現実となり、Jr.SPによるセクゾ全力よいしょが見れた神公演でした。

セトリも衣装も演出も本当に良くて、終演直後に「5月11日の朝にタイムリープしたい」と思うくらい楽しかった。

 

以下、ネタバレ注意。

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座席について

今回は1階4扉O列、上手寄りサブセンの最後列でした。とは言え、グローブ座後列は1列毎にしっかり段差があるので常に視界良好。体感アリーナ5列目だった。

ちなみにステージセットはフレジュ公演と同じ。

 

セトリと感想

1.センセーション

ステージ中央のバルーンオブジェの後ろから4人が登場。衣装はタキシードのような白の上下に、パステル調のメンカラの腰布。ザ・王子様で可愛い。

サビの ♪リフレクショ~ン で回し蹴りをする振付、浩大の打点が高くてにこにこ。脚長さんサイコゥ。

そして龍さんはここのターンで軸が全くブレなくて格好良い!流石ジャニーズのプリンシパル

2.Dance with me

ライブ冒頭の煽り曲でこれを持って来るのセンス良すぎでは。そしてクラップの煽りで龍が張り切ってて可愛かった〜〜。

3.スワンソング

浩大が歌、龍がバレエ、林くんがアクロバット&ローラースケート、和田くんがフラッグと4人それぞれで魅せてくれるので、目が8つ欲しい!!!と地団駄を踏むやつ。Jr.SP版スワンソングこそソロアングルで円盤出すべき。

何と言っても浩大のスウィートボイスと妖精の如く軽やかに飛ぶ龍の美しさたるや…ジャニーさんってやっぱり天才だったんだなと思わざるを得ない。

曲の中盤で林くんが上手に捌けたので次の曲の準備かな?と思ったら、ローラースケートを履いて颯爽と登場したのには驚いた。あのサイズのステージでもローラースケートで走り回ると思わないじゃん…。

あと、宝塚宙組の某フラッグシーンが大好きな人間なので、和田くんの見事なフラッグ捌きにも惚れ惚れ。余談ですが、落ちサビ前にセット裏にフラッグを隠す和田くんの所作がとても丁寧で、お行儀良…てなった。

4.Vanilla

真っ白な衣装で ♪だからこの僕を汚して〜 は破壊力凄かった…その衣装、白無垢だったんか…と呆然としてしまった。(白無垢には「あなたの色に染めて」って意味がある)

5.I・ZA・NA・I・ZU・KI

曲冒頭で上手袖から白い布を被って出てくる龍がとにかく耽美だった。真っ白な肌と衣装も相まってまるでかぐや姫

そして気付いた、スワンソング→Vanilla→I・ZA・NA・I・ZU・KIってイメージするカラーが全て「白」なんですよ…セットは固定、モニターはなしで演出が限られる中、衣装カラーを最大限に活かして曲の世界観を再現してるの凄すぎ…この流れを考えたのが4人のうちの誰かだとしたら、ライブプロデュースめちゃくちゃ向いてると思う。

6.Tokyo sinfwonietta

7.HEY WHAT'S UP

2曲続けて「ふまパラで見たやつだ!!」になってた。進研ゼミ状態。絶対意図して繋げたよね?これは絶対和田くんが選んだでしょ??

ちなみにサマパラ2017『風 is I?』にはこの2曲の他、和田くんがソロで選んだ20-Twe/Nty-も収録されているので、ジャニエクが恋しくなったら『風 is I?』を観ようと思います。

8.truth

Aメロの大野ソロ→にのあい合流のところが、和田ソロ→れんたつハモリなのは解釈一致だし、Bメロ大宮パートが浩大なのはもう最高!歌割を考えた方に感謝状を送りたい。

元二宮担の女なので、♪愛はきっと降り注ぐ雨のように〜  は儚げな二宮和也の表情で刷り込まれているのだけど、浩大の声と表情が良過ぎて十うん年ぶりにアップデートされました。

ちなみに、わたしが当時円盤が擦り切れるほど観た表情管理◎な二宮くんはこちら。(0'49〜)

振付は本家よりも動きがあるものに刷新されていてより格好良くなっていた。本家の ♪謎めいて〜 で指で四角形を描く振付も好きだよ。

 

9.夢のHollywood

ここからショーコーナー。下手に用意された椅子で赤いジャケットを羽織りタップシューズを履きながら話し出す浩大。コロナで観客からのレスポンスが無いせいで「僕の特技と言えば……そう、タップダンスですね!」と完全な独り語りに。最後列のヲタクは全力でペンラを振りました。

ジャニーさんから「タップ」と呼ばれていた話をしながらちょっと照れくさそうにしてたの可愛かったな。

ソロでタップダンス→そのまま夢ハリへ→途中から赤ジャケットを着た林松尾和田も合流して4人でタップダンス。

10.Show must go on

そして夢ハリからのShow must go onの流れが完っっ全に「帝劇0番に立つ佐藤勝利」で泣いた。帝劇でEndless SHOCK-Eternal-が上演されている最中でこのセトリ、あまりにも天才。

本家Show must go onは無観客配信になってしまったポプステコンでしか披露されていないのも相まって、Jr.SPが選曲してくれて本当に嬉しかった。コロナだけは絶対に許さない。

本家だと落ちサビ前に披露されるゼロ・グラヴィティは曲終わりで。4人とも綺麗にピタッと止まっていて、筋力凄いな〜!と感心。

11.Moon Lover

曲頭でステージのヘリから白いステッキを拾い上げるので、大丈夫?息できてる?と最前列の安否が心配になる。

バトントワリングの要領でステッキをクルクル回すところ、当たり前の顔して4人ともやってたのが凄い。何でも出来ちゃうな本当。

曲終わりにれんたつ、わだこだでステッキの持ち手でハートを作るの可愛すぎた…そしてその画像を全世界に発信するジャニーズ事務所…わかってんじゃん!

12.アンダルシアに憧れて(松尾 林 中村)

脱いだジャケットを噛むところ、龍の端正な横顔に映える映える…色気ダダ漏れで大変良かったです。

13.仮面舞踏会(和田)

伝説のPEACH!衣装を身に纏った和田くんが登場したかと思ったら、ひとり仮面舞踏会が開演。クールな表情で熱唱&爆踊りしているのに、衣装はこの世で一番プリチ〜なPEACH!という絶妙なチグハグ感。これぞジャニーズ。これぞトンチキ。

14.Namae Oshiete

ステージにスモークが薫かれ薄紫にライティングされ、PEACH!衣装に着替えた林松尾中村が登場。

落ちサビの海ちゃんが輪唱するところは和田くんが歌っていた記憶。めちゃくちゃ良かったんだよな。(龍だったような気もしてる)

15.麒麟の子

PEACH!衣装でセクゾ曲を歌ってくれてありがとうの気持ち。欲を言えばPEACH!も歌って欲しかった。

冒頭の ♪ナ〜ナナナ〜 のところて龍が勝利と同じ立ち位置で、勝利と龍の掛け持ちヲタク(同行者)は興奮していた。

16.砂のグラス

麒麟の子の歌い終わり ♪〜Wonder Child! から間髪入れず砂のグラスの歌い出しに入るのめちゃくちゃ格好良かった。こういうのって本人らがこんな感じで繋げたいです~て要望出したりもするのかな?気になる。

17.ファンファーレ!

ファンサ曲。キンプリ〜Mr.〜で浩大から確定ファンサを貰えた団扇を握り締めていたら、上手端の階段に登った浩大が1階後列周辺に目線を移したタイミングで気付いてくれて、今回もにっこにこで全力お手振りしてくれました。昇天。

お陰様でジャニエクが終わってからファンファーレ!ばっかり聴いてる。次の現場も絶対にこの団扇持って行こう…。

あとサビの ♪ちゅ~るちゅちゅちゅちゅちゅる~~ の振り付けがめちゃくちゃ可愛かった。なんだあれ。

18.D.D

曲終わりでステージ中央にしゃがみ込んだ松尾中村和田の上を林くんが跳んでいく直前、しゃがんだタイミングで浩大のジャケットの裾がベローンと背中に掛かってしまっていたのを、龍か和田くん(どっちだったか記憶が曖昧)がサッと直してあげてる画がとっても微笑ましかった。当の浩大は直してもらっているのに気付かず無になってて可愛かったです。

19.A・RA・SHI

♪ARASHI~ARASHI~for dream~ で会場中が手振りしてて、これが国民的アイドル…!ってなった。あとどうしてもA・RA・SHIを聴くとツネの顔が浮かんでしまうのだが、風磨くんはいつもどんな気持ちでこの曲を聴いているんだろうか。

 

~MC~

  • 上手からペットボトルが入ったバスケットを持ってくる浩大の動きがちいかわちゃん。
  • ライブに合わせて6〜7cm髪を切った龍。VIPに長いのとどっちが好きか聞くと、短髪派が多数でした。
  • 挨拶のアクロバットをやるためにジャケットを脱ぐ林くん。バク宙しながら「世界のヒーロー林レンジャー!」と言うのが上手くなってた。
  • 岸くんが3秒で考えた「つるりんぱ!龍です!」
  • 「調子はどうだい?俺は浩大!」で甘噛みする浩大。3日目で緊張がぶり返したそう。
  • 「ウキウキドキドキ和田優希!」を中学生ぶり?に解禁。
  • ここからSexyZoneにまつわる神エピソード。入所したてでSTAGEコンのバックにつくことになり緊張していた浩大のところに勝利が来て、「タメ口でいいよ、勝利って呼んで」と言ってくれた。
  • 林くんは「勝利と同期で聡とはずっと連絡を取ってる」「挨拶はハグ」でも親友ではないと言われてしまう。
  • 「ツアー終わり、風磨くんがTシャツを脱いだら…背中の筋肉がもう凄くて!彫刻みたいなの!」と興奮する和田くん。先輩の裏話をする後輩というより、推しの好きポイントを語るヲタクの口調なんだよな。
  • 「あとね、もう一ついい?マリウスが可愛いの〜」と悶絶する和田くん。
  • すると龍が、PAGEコンの入りで階段に座り込んで寝てたら、体調が悪いのかと心配したマリウスくんが「大丈夫?」と声を掛けてくれたエピソードを披露。
  • そんな神の下で修行をしています!と言うSPくん、まだ1人名前が出て来てないのよ…気付いて…。
  • MC終わりで和田くんが上手に捌けて行く際、自分が脱いだジャケットを和田くんの肩に掛けていく3人。この時、浩大が「健人くんのも…」と言ったことでやっと健人の名前が出ました。良かったね。

 

~風磨プロデュースコーナー~

20.バズりNIGHT

林松尾中村による振付講座。パラパラを踊る龍はぶっちぎりでキレキレなのに顔がきゅるんきゅるんで、完全にギャルサーの姫だった。

そこにスマフォを持って登場した和田くんが「バズった!」と3人に画面を見せてミュージックスタート。

♪にん にん にん〜 のところで印を結ぶ忍者ポーズをしながらその場でぴょこぴょこ飛ぶ4人が可愛かった。一緒に踊れて大満足、めちゃくちゃ楽しかったな~!

21.闇をつきぬけて

そして突然始まる喧嘩コント。風磨に「面白いのでお願いします」っていうのがね…風磨の使い方が良く分かっていらっしゃる。(言い方)

林くんVS和田くんで叩いて被ってじゃんけんぽん。1回戦は和田くんがじゃんけんに勝つも、ピコピコハンマーを取るのを躊躇ってしまったため「真面目にやって」と言われる。不憫。

2回戦で林くんが勝利するも、まだ1回もやってないよね!と無理やりズボンを下ろされ、いちご柄のトランクス姿に。そのまま曲スタート。

♪その時を〜掴み取る〜 に合わせて、龍が林くんの股間をギュッと握り締めたのには笑った。あれはアドリブなのか風磨の台本なのか。

あと、PEACH!衣装のズボンは左右がマジックテープという学びを得た。

22.Eternal(中村)

わっちゃわちゃの風磨プロデュースコーナーが終わり、一息つく間もなく浩大ソロに。

給水もできていないので少し声が掠れ気味だったのだけど、それが逆に味があって良かった…。

お金はいくらでも出すので浩大のカバーアルバム出して欲しい、お願いしますジャニーズ事務所様。

23.Where My Heart Belongs(松尾)

龍の語り、バレエ、そしてワンコーラス歌唱。「YOUのアクロバットは天井についちゃいそうだよ」と言ったジャニーさん、茶目っ気があって可愛いね。

これを見て、いつか龍主演でミュージカル『ビリー・エリオット』をやって欲しいなと思った…バレエダンサーを夢見る少年の物語…主人公11歳だけど、勝利も24歳で14歳の役やってるしモーマンタイ。

 

24.SHE!HER!HER! 

キンプリ~Mr.~のJr.コーナーでも披露していた和楽器バンドremix.だった。衣装も同じ。めちゃくちゃ良かったからジャニエクでもセトリ入りして欲しい!と願っていたら入っていたので本当に嬉しかった。

25.JAPONICA STYLE

曲頭でステージ床から金扇子を拾い上げる。浩大が歌い始めで扇子をバサッと片手で開くの格好良かった…!

1サビ終わりの扇子を指で回す振りで龍が扇子を床に落としてしまい、「あっ…」と一瞬顔に出ていたのも、拾ったあとにじっと手元を見ていたのも可愛かった。

その後は扇子から日本刀にチェンジ。殺陣まで観れるハッピーセットっぷりに驚いた。これでチケット代6,800円って安すぎやしない??

落ちサビ前にステージ両端に立ったれんたつが互いの日本刀を投げて交換するところ、Endless SHOCKのJAPANESQUEにトラウマのあるヲタクなのでちょっとドキドキしてしまった。実際のところ、ふたりとも華麗にキャッチしていてちょ~~~格好良かったよ!

26.Crazy about you(林)

ステージ中央の階段の上に更に台が足され、曲終わりで台の上からバク宙してステージに降り立つ。林くんのアクロバットはいつ見ても安定している上に綺麗だから、手放しで凄い!!!と沸ける。

27.20-Twe/Nty-(和田)

和田くんの語り。10〜12歳の頃は一生懸命になれずチャンスを掴めなかったこと、自分には何もないと思っていること、病床のジャニーさんに「どうして俺をJr.SPに入れたの?」と聞いたら「YOUはそこにいるべきだと思ったから」と言われたこと。

未完成でどこか危うい、今の和田くんだからこそ歌える20-Twe/Nty-に思わず涙。

たぶん、ジャニーさんはこの3人と一緒なら和田くんがもっともっと成長できると思ったんじゃないかな。風磨の「お前にはメンバーがいる。それはお前の立派な武器だ」もきっとそういう意味だよね。

28.君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか

ステージ中央でうずくまってしまった和田くんの後ろに3人が登場。和田くんの肩に手を掛け、寄り添う3人の表情が温かかった。

29.センセーション

2回目のセンセーションは和田君のラップが入っていた!最高!歌詞求ム!

 

~挨拶・アンコール~

30.ララリラ

再びPEACH!衣装で登場。

ジャニフェスで報われなかったB.I.Shadowの亡霊がまさかジャニエクで浮かばれるとは思わなんだ…健人の「やってやるよ、4人いれば十分だぜ!」の台詞も言ってくれて感動。Jr.SPはこの4人でデビューさせてあげてね(圧)

その晩更新された刹那ルツブヤキで、風磨くんがララリラに言及していたのもジーンと来た…めっちゃ良い曲だよね。

そしてこの曲はスーパーファンサタイムだったのだけど、ここでも階段に登った浩大は1階後列と2.3階にたくさんファンサしてて偉かった。途中、またこっち見てる?と思いながらも確信を得られずにいたら、終演後同行者から「めちゃくちゃ浩大に見られてなかった?」と言われて興奮した。

31.RUN

アンコールラストにRUNはポプステコンと同じ構成なんですよ…どこまでもセクゾへのリスペクトに溢れていて泣ける。

そしてこの曲も歌割が天才。歌い出しの健人 ♪夜明けの風に吹かれて~ は浩大、聡マリの ♪君の過去も今も未来も~ は林くん、勝利の ♪困難な問題も難題も挑んで~ は龍、風磨の ♪君がいなきゃ何も始まらない~ は和田くんで解釈完全一致。

ただ一つ気になったのが、衣装は健人→浩大、聡ちゃん→和田くん、勝利→龍、風磨→林くんなんだよね…れんわだ逆じゃダメだったのかな…和田くんも絶対風磨の衣装着たかったよね。

振付は本家と結構違ったのだけど、落ちサビの ♪この闇を照らすはずさ~ の「ジロ!カイ!カイ!ジロ!」の振り(未満警察特典映像参照)や、曲終わりで拳を正面に突き出す振りは本家と同じでエモくなっちゃった。

あと、曲終わりで浩大が拳を突き出したままじっと2階席ドセン(風磨がいる)を見ていたのも良かった。その時風磨がどんな顔をしているのかは見えなかったけど、なんとなく想像はつく。いい顔してんじゃん、の顔してるんでしょ。

 

 

以上、ジャニエクのレポでした。

初単独ライブがこの完成度とは、これからがますます楽しみ…!もうすでにJr.SPロスなので、可及的速やかにグループの現場が決まって欲しいな〜〜(強欲)

King & Prince『First DOME TOUR 2022 ~Mr.~』4月16日の記録

先にネタバレをすると今回のブログは、「念願のキンプリ初参戦で、Jr.SPの中村浩大くんからファンサを貰った話」です。

記憶が曖昧な部分もありますが、覚えている限りを書きました。セトリ順に振り返っていきます。

 

以下、ネタバレ注意。

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座席について

今回の座席は25ゲート入場でアリーナC10ブロック。正面に1塁側(上手側)花道、左斜め前にセンステ、後ろはPA卓を挟んでアリトロ通路。こんな良席に同行させていただけて本当に感謝。

座席の関係で3塁側(下手側)の花道やアリトロの様子が把握できていなかったり、キンプリちゃんが外周を回っている間は花道にいるJr.SPを見ていたりと、やや内容に偏りがありますがご容赦ください。

 

セトリと感想

1.恋降る月夜に君想ふ

石造りのお城風の豪華なメンステセット。ライオンの石像が2体向かい合っているのはKingとPrinceをイメージ?

メンステから時計型観覧車に乗ったキンプリちゃんが登場。お城に観覧車って、それはもう夢の国じゃん。そして真っ白な衣装がみんなよく似合う。ど頭から王子様感全開で窒息寸前。

2.Love Paradox

中央花道にズラッと並んだJr.ちゃんの頭上を通過し、バクステへ進む観覧車。頭ぶつけないでね…と思わずヒヤヒヤしてしまった。

3.koi-wazurai

バクステ。落ちサビ前の ♪これは運命的な恋煩い~ ♪俺はティアラに恋煩い~ と替え歌する紫耀くん、必殺仕事人かよ…。(それは岸くん)

4.Super Duper Crazy

5.Spark and Spark

6.Freak out

メンステ。ド派手な特効の中でガシガシ踊るキンプリちゃん最高~!

曲終わりで映像。過去のコンサート写真を見返すメンバーの様子が流れる。

 

7.踊るように人生を。

メンステ。赤のスーツに白シャツ、黒タイの衣装。タイの形がメンバーによって違うの良い。波状のタイを結ばず左右に垂らしてるじん、何かやけに色っぽく見えたな。タイなしで開襟の紫耀くんもシンプルに好き。

8.Funk it up

9.Beating Hearts

10.Moon Lover

3曲ともメンステ。「Funk it up」 も「Moon Lover」もセトリ入りして嬉しかったな。

「Moon Lover」終わりでメンバーが黒いコンテナボックスに入って行くと、扉が閉まりボックスはワイヤーで引き上げられ宙づりに。

この時メンステで爆踊りしていたのはジャニーズのプリンシパルことJr.SPの松尾龍くん。伸びた後ろ髪をハーフアップにしていたのも似合っていて最高だった。(その上ライブ終盤では一つ結びにしてた、1公演で2度美味しい)

 

11.Bounce To Night

皆がボックスを見上げていると、センステから白シャツにジーパン姿で登場。センステ近かったのでスポット当たる前に出てきたの気付いて(心の中で)湧いた。最強で最高。

途中、あまりの眩しさに目が開かない!と思ったら、メンステ端からセンステを照らすスポットライトの対角線上にいたせいだった。目ぇかっぴらいて見たいのに目が開かないジレンマ。

12.Hello!!!ハルイロ

センステ外側に「King & Prince」の文字オブジェを持ったJr.ちゃんが登場。

この時Jr.SPの中村浩大くんが、わたしの「調子はどうだい?」団扇に気付いて目を丸くした後、にこーっと笑いながら勢い良く手を振ってくれました。あまりの可愛さに心臓がギュンってなった。確定ファンサありがとう〜!らぶ!

そしてセンステ中央部がせり上がり、ゴールド衣装のKingとルマンド衣装のPrinceが登場。みんなでわちゃわちゃしてて可愛い~~!

13.OH!サマーKING

下手花道に「King」、センステに「&」、上手花道に「Prince」の文字が並び、その間にメンバーとJr.が並ぶ。

ど頭の台詞で ♪キミと僕の絆をなぞったら どんなか…%△#?%◎&@□!〜 と噛んでぐだぐだになってしまった海ちゃん。その後のMCで、「今日1日引きずるわ…」としょんぼりしていた。可愛いか。

そしてKingが歌っている間、Jr.ちゃんと一緒になって踊る岸じんが可愛すぎた。この時はメンステの方を向いて踊っていたので、じんの小尻を観察するなどした。

14.Prince Princess

メンステ側を向いていた岸じんがバクステ側に向き直り曲がスタート。じんの立ち位置が0ズレで泣きそうになる。聴くたびに元気を貰っていた大好きな曲で、「もしかして、今わたしの目を見て歌ってる…?」なんて幸せな勘違いが出来て胸がいっぱい。ルマンド衣装を間近で見れたのも嬉しかったな。終演後真っ先に再生したのはこの曲。

15.サマーステーション

キンプリちゃんが外周からメンステへ、Jr.ちゃんは花道に残る。

今回わたしの隣がJr.SPの和田担でもある方だったのだけど、和田くんがその方をロックオンしたまま1曲踊り切った上に、曲終わりで指ハートしてて腰を抜かした。イケメンが過ぎる。(そしてその様子を横でずっと見ていたため、キンプリちゃんのことは全く見ていなかった)(ごめんなさい)

16.THE DREAM BOYS

メンステ。昨年観たWゆうたのドリボを思い出してしんみりしちゃった。

 

17.Memorial

18.&LOVE

2曲アリトロ。わたしがいたC10ブロ前を通ったのは髙橋→神宮寺→平野→岸だった記憶。れんれんだけ来なかったと思う。記憶違いだったらすみません。

ファンサマシーンと化したじんがエアハグ連発、途中うさ耳も挟んでてとっても可愛かった。エアハグしながら君だよ、と頷いてるその表情が王子様過ぎ。絶対背中に花背負ってたもん。(そして●●して系の団扇を持って行かなかったことを後悔する)(確定ファンサもらえなかった人)

あと紫耀くんが乗ったアリトロがPA卓横を通ったとき、ヲタクそっちのけでPAさんと笑顔でやりとりしてて和んだ。仲良しさんかよ。

岸くんはライトが眩しかったのか、時折目をシパシパしてチベットスナギツネみたいな顔になる瞬間があって可愛かった。

19.koiは優しくない

バクステから中央花道を通ってメンステへ。ファンキーなサングラスを装着したキンプリちゃんを先頭に、ピンクのファーを肩にかけたJr.ちゃんたちが2列に並んで続く。この時も浩大くんから目線とお手振りもらえて嬉しかった。

20.Amazing Romance

メンステ。「アイシテルッ」と高い声を出してふざける4人と、最後に「愛してる」とイケボでキメに来るれんれん。わかってる~それだよそれ~~!

 

~MC~

  • 「VS魂グラデーション」の話題になり、「丁度この衣装みたいにね、グラデーションになります」と上手いこと言った雰囲気を出す岸くんと、サラッと受け流すメンバーの温度差。(あとこの衣装の柄、グラデ―ションというよりニュアンスマーブルのような)
  • 「グラデーション」にかけて「岸くんそろそろGraduation(卒業)するの?」と聞かれるも、意味を理解していない岸くんが「そうそう」と適当に答えたため一瞬ざわつく。
  • VS魂グラデーションのゲームルールが上手く伝わらす、メンバーをイケメン順だと思う順に並べることになった岸くん。「違うけど…まぁ面白そうだからいいか」で片付ける割に、「皆さん叩かないでください!お遊びなんで!」と予防線張りまくってるの可愛い。
  • 4位で名前を呼ばれ、メンステ階段の数段上に立たされるも、やだ~と降りて来るれんれん→ダメだよここに立って、と紫耀くんに連行されたの可愛すぎた。
  • 正面モニターに映し出された岸くんの眉上~おでこにかけての産毛まで見えてめちゃくちゃ高画質だな…と思った。
  • 4位永瀬、3位岸、2位平野と来て、1位発表の前に残る二人のアピールタイムに。いっしょに頑張って来たじゃん!同じ電車で帰ってさ!と話すじんと、Jr.時代に憧れていた岸くんに進路相談をした話をする海ちゃん。どっちも過去の話だと突っ込まれる。
  • 結果は1位神宮寺、5位髙橋。海ちゃんに「俺からしたらお前はまだ子どもで(ランキングの)対象外」と言う岸くんと「精神年齢は岸くんの方が子どもだもん」と食って掛かる海ちゃん。東京ドームでビジネス不仲が見れるとは…。
  • 1位2位3位の3人が先に着替えに行き、れんれんと海ちゃんで「未来への10カウント」の話題に。着替え終わった紫耀くんが、「袖からずっと見てたんだけど、海人喋りながらずっと動いてるね」とモノマネ。ここの紫耀くん、弟をからかうお兄ちゃんぽくてツボだった。
  • メンバーでキャンプがしたい、車出すからさ~と話すじんがめちゃくちゃリアコだったな。

 

21.Kiss & Cry

大ぶりなビジューが沢山付いたくすみ系のメンカラジャケットに、ラフなパンツを合わせた衣装。れんれんのジャケットがロング丈でおしゃれ感マシマシ。あと紫耀くんのパンツだけ他のメンバーよりも明らかに横幅が大きくて、筋肉様~!となった。

MC終わりでセンステに移動。白い布を使った演出。~L&~配信ライブの布を使った演出がツボだったので、漏れなくこれも好きでした。最後紫耀くんがテーブルクロス引きの要領で布をガッと引き寄せてステージ外に落とすのめちゃくちゃ格好良かった。

22.Bounce

23.Lovin' you

センステ→メンステ。「何度も君に恋してる」のれんれんの歌声大好きマンなので、生で聴けて嬉しかったな。

 

~キュンプリ劇場~

劇場支配人のKCこと岸くんが出したお題に、メンバーが「きゅんとする返答」をしていく。

紫耀くんはサングラス、れんれんは黒縁メガネ、じんはあの「じぐ沢類」、海ちゃんはハンバーガーTシャツで登場。

じぐ沢類様の美脚を拝めたこと、5万5千人の牧野のうちの1人になれたこと、大変光栄に思います…。

 

24.フィジャディバ グラビボ ブラジポテト

岸くんによる振付講座。①フィジャディバで右手の親指と中指をくっつけ、人差し指を立てる。②グラビボで右手首をくるりと1回転。③ブラジで右手を左右に揺らす。④ポテトで右手を上げる。

みんなも一緒にやってね!と曲に入るも、ド頭の ♪フィジャディバ グラビボ ブラジポテト~! の掛け声が5人で揃わず、思わず笑ってしまうメンバー。この曲はこれくらいグダグダでええ。

センステに岸、下手側花道に平野、上手側花道に神宮寺、バクステ側花道に永瀬、メンステ側花道に髙橋と散らばる。各メンバーの超巨大顔団扇とメンカラの団扇を持ったJr.ちゃん達もくっついていく。岸くんの指示に併せて、 ♪あおげ!あおげ!風を起こせ〜〜 で観客も団扇で仰ぐ。

 

SHE!HER!HER!(Jr.SP)

メンステ。今回はちゃんとメンカラ着てる!良かったね…!となったセクゾのヲタク。

和アレンジでめちゃくちゃ格好良い~!と思ったら、和楽器バンドremix.としてキスマイ兄さんが音源を出していることを終演後に知った。これ絶対ジャニエクでもやって欲しい。

 

25.シンデレラガール

ムービングステージでメンステからバクステへ。紅白でも着ていた青と白のロイヤルプリンス衣装で登場。この衣装めちゃくちゃ良いよね…また着てくれて感謝。

26.I promise

バクステ到着後ステージ上昇。個人的に思い入れのある曲なのでちょっと泣いてしまった。冬だろうがそうじゃなかろうが泣けるもんは泣けるのよ。(パブロフの犬)

27.Mazy Night

28.BUBBLES & TROUBLES

29.僕らのGreat Journey

3曲メカアーム。下手側から岸、永瀬、平野、髙橋、神宮寺。がっつりスタンドへのファンサタイムでした。

メカアームが想像していたよりずっと上に伸びてびっくりした。メカアームの底に1つずつミラーボールがついてて景気が良い。「僕らのGreat Journey」ではえげつない量の紙吹雪がアリーナに降り注いで思わず笑った。

30.君を待ってる

アリトロ。近くを通ったのはじんと海ちゃんの記憶。にこっにこでお手振りしてる海ちゃん可愛かったな。

 

31.Magic Touch

32.Namae Oshiete

33.NANANA

3曲メンステ。衣装がピンクと千鳥格子柄のMA-1揃えで可愛い。

紫耀くんが腰を痛めていると聞いて心配していたのだけど、終始腰使いが綺麗で、これがプロ…これがジャニーズ…と感動した。

あとNANANAでKAT-TUNか!?ってくらい炎が上がってブチ上がった。最高。

 

~挨拶~

今日この場に来れなかったファンへの配慮を忘れないじんと、今日この場にいる人全員に同じ温度感で楽しんで貰えたかを気にしていた紫耀くん。このふたりから誰一人取りこぼさないぞって気概を感じた。ファンにどこまでも寄り添ってくれる姿に感動。

 

34.King & Prince,Queen & Princess

再び時計型観覧車。冒頭では時計回りに回っていた観覧車がこの曲では反時計回りになるのは、落ちサビの「時間(とき)を超えて 君のために歌うよ ずっと」を表しているのではと気付き、時間(とき)、巻き戻してぇ~~~!と頭を抱えた。(※あくまでわたしの解釈です)

 

~アンコール~

35.Oh My Girl

36.幸せがよく似合う人

2曲外周フロート。平野・神宮寺・髙橋、岸・永瀬の二手に分かれる。

センステ付近でハイになった龍くんが林蓮音くんの背中に飛び乗る勢いで絡みに行っているのを目撃してしまい、あまりの可愛さに溶けた。

37.ゴールデンアワー

外周、横花道でお手振りしながらメンステへ。

優美にお手振りをしながら上手花道を通って行ったれんれん、完全に顔ちいちゃ脚長族だった。金髪でチャラいに全振りしているのもいとをかし。

 

Jr.紹介も終わって、本当に終わっちゃうんだとしんみり。2時間45分の公演が本当にあっという間でした。

最後の映像では、今日のライブ中の写真を収めるメンバーの姿がありました。エメー!

『こどもの一生』4月3日の記録

感想を書きながらふと、「人間は考える葦である」とは言い得て妙だなと独り合点したm.です。

今回は『こどもの一生』の伏線の整理と、結末に関する考察を中心に書いていこうと思います。原作未読、あくまでの2022年度版を観ただけの人間の考察なので、見当違いでも悪しからず。

 

以下、あらすじと考察。ネタバレ注意。

 

あらすじ

製薬会社のパワハラ社長・三友(今井朋彦)とその秘書・柿沼(松島聡)は、孤島にある心のケアが専門のクリニックを訪れる。三友はこのクリニック独自の「MMM療法」のメソッドを盗み、類似施設を作って儲けようと考えていた。

そこに、ストレス起因の様々な症状に悩む藤堂(丸山智己)、淳子(田畑智子)、亜美(川島海荷)も訪れ、5人は「MMM療法=催眠によるこども返り」による治療を開始する。

治療が始まってもなお、柿沼の食事を横取りしたり、亜美に暴力を振るったりと横暴な振る舞いを続ける三友を仲間外れにするべく、4人は「山田のおじさんごっこ」という架空の人物の話で盛り上がる遊びを始める。しかしある晩、架空の存在であるはずの「山田のおじさん」(ROLLY)がクリニックを訪れた。

そして、三友によって付け加えられた「山田のおじさんは頭がおかしい」「山田のおじさんは殺人犯」という設定通りに、三友、看護師長の井手(朝夏まなと)、院長・木崎(升毅)、藤堂が次々と襲われる。

入ってはいけないと言われていた洞窟に逃げ込んだ柿沼、淳子、亜美。そこで柿沼は、自分は10歳のこどもではなく大人であることを思い出す。

食事に毎回入っていたキノコが洞窟に群生していること、淳子と亜美はまだ自身をこどもだと思い込んでいること、三友に横取りされていたせいで自分だけキノコの摂取量が少なかったことから、柿沼はキノコに催眠作用があることに気付く。そして、柿沼が「山田のおじさん」は幻覚であると確信したことによって「山田のおじさん」は消滅。他の患者も催眠から目を覚ます。

しかし、なぜか最初に風呂で襲われた三友だけが目を覚まさない。一体なぜ…?

 

伏線の整理と結末に関する考察

伏線の整理

  • 物語は1944年、孤島に残された2人の兵士の会話から始まる。中尉(今井朋彦)は目の前の兵卒(ROLLY)に対し、お前は俺の目の前で銃殺されたはずだ、お前は幻覚だ、と混乱し始める。
  • この2人のやりとりの中で、島固有のキノコを食べてしまったことも話題に出る。
  • 孤島、幻覚、キノコというキーアイテムが冒頭数分で出揃っている。
  • ラストシーンでまたこの2人が登場する。幻覚かと思われた兵卒には触れることができたが、生きているかは濁される。「信じれば無も有になる」に対する念押しか。

 

  • 物語が2022年に移ってすぐに始まるのが、看護師長・井手がこどもの頃にやった「こっくりさん」の回想。観てる最中はハテナ?だったが、このシーンこそ本作の縮図ではないか。
  • 幼き井手は「恋敵」を排除するために「こっくりさん」が実在すると思い込ませた訳だが、これを本編に置き換えると、■■は「三友」を排除するために「山田のおじさん」という架空の存在が実在すると思い込ませた、ということになる。
  • こっくりさんのシーン自体はコメディタッチで笑えるからこそ恐ろしい。

 

  • MMMクリニックランドを訪れた三友と柿沼に、心理テストと称しサイコパス診断を始める井手。「第1問、一家を襲った殺人犯が生後間も無い赤ん坊だけは殺さなかった。一体なぜ?」「第2問、刑期を終えて刑務所を出たあなた。最初に何をする?」
  • 柿沼が「可哀そうだったから」「家に帰る、家族に電話する」と一般的な回答をする横で、三友は「赤ん坊は証言ができないから」「家に押し入って金を手に入れる」とサイコパスにしかできない回答をする。
  • 【4月18日追記】「第3問、帰宅するとなぜか死体が転がっていた。あなたはどうする?」に対し三友は間髪入れず「どうもしない!」と答える。ここ、単に質問を遮ったのかと思っていたのだけど「死体に対して何のアクションもしない」というサイコパス回答だと気付いてゾッとした。
  • 藤堂は強迫性障害、淳子は窃盗症、亜美はイップス症、柿沼は解離性障害とストレスが原因の病だと診断される一方、三友の暴力性はストレス起因ではなく生まれながらの性格(サイコパス)だと診断される。
  • 性格は治らないが病気は治せると話す木崎が三友にもMMM療法が施されたのは、クリニックの脅威になる存在(MMM療法の秘密を探ろうとしている)をこども返しすることで無力化するためか。

 

  • 井手が患者に提示したMMM療法中のルールは3つ。①大人時代の関係性を忘れ、対等なこどもになる。②洞窟には近づかない。③灯台には近づかない。
  • ①は三友が破り続けるし、②は最後の最後で柿沼・淳子・亜美が破るが、③については誰も破らないため、禁じられた理由ははっきりしないまま終わる。洞窟に島固有のキノコが群生していたように、灯台にも何か秘密があったのかもしれない…と想像の余地を残している?
  • 架空の存在の「山田のおじさん」が灯台整備のため島に来たと話すのは、こども達の潜在意識の中で「灯台」は「禁忌の象徴」として刷り込まれているからか。(山田のおじさんは国土交通省という設定だが、灯台の管轄は国土交通省ではなく海上保安庁のため)

 

  • 上記3つのルールを守れば何をしたっていいのよ~!と井手は言うが、亜美に出された食事に入っている島固有のキノコを残しても良いか尋ねられた際には、できるだけ食べるよう促していた。
  • いつも三友に食事を横取りされていた柿沼も催眠にかかっていたことから、ごく少量でも毎食摂取し続ければ効果があるためか。
  • 以上から、クリニックの食事に毎食キノコが入っていたのは「無料でたくさん採れるから」ではなく「食べさせる必要があったから」と考えるのが自然。

 

  • 【4月18日追記】MMM療法の過程で、木崎と井手が意味深な会話をしている。三友の暴力性が顕著になってきたこと、サイコパスのタガが外れると大ごとになること、そしてユングの「集合的無意識」にも触れる。
  • 集合的無意識とは「生まれながらに持ち合わせている人類共通の潜在的記憶」のこと。こども返りによって、患者間の集合的無意識に作用があることを示唆している?
  • 木崎の言っていた「サイコパスのタガが外れると大ごとになる」は、三友が「山田のおじさん」のデータに殺人鬼と書き加えたこと、さらに4人に仕返しをしたいという気持ちが強すぎるあまり「山田のおじさん」という架空の存在をクリニックに引き寄せてしまったことに当たる?

 

  • 【4月18日追記】「山田のおじさん」に関する一番古いデータ入力日は3月9日。三友の書き込みは3月11日であり、山田のおじさんが「この島に来たのは2〜3日前」と話している期間と合致する。
  • 4人の患者に対しては旧知の仲として挨拶する「山田のおじさん」が、三友には「最近どこかでお会いしました…?」と疑問系なのは三友との思い出に関するデータは存在しないためか。

 

  • 三友は「山田のおじさん」と風呂に入っている間に溺れ、意識不明になる。第一発見者は井手。
  • その後「山田のおじさん」によって井手は刃物で背中を刺され、木崎はチェンソーで首を切り落とされる。
  • しかし3人が襲われた決定的な瞬間を観客含め誰も目撃してはおらず、その上事件後の木崎と井手には外傷が見当たらない。

 

結末に関する考察

以上から、三友だけが目を覚まさない理由は

  • 木崎ないし井手が三友を風呂に沈めた。あるいは、「山田のおじさん」の幻覚による恐怖で気を失った三友を治療するフリをして昏睡状態にさせた。
  • その後、三友は「山田のおじさん」によって襲われたとこどもたちに信じ込ませるために、木崎と井手も「山田のおじさん」に襲われたかのように演技をした。

と考えるのが妥当ではないだろうか。というのも、キノコに催眠効果があるとわかった上で患者の食事に毎回入れていたのなら、木崎と井手も食べているとは考えにくい。

つまり、木崎と井手は「三友」を排除するために「山田のおじさん」という殺人鬼があたかも実在するかのように演じていたと考えるのが自然ではないだろうか。だとしたらこの2人とてつもない演技派な訳だが、中の人が升毅さんとまぁ様なので説得力しかない。

ただ、井手ちゃんというキャラクターの可愛らしさから「そんな酷いことはしない!」と思いたい自分もいて、そうなると思いつく理由が

  • 三友は柿沼の食事を毎回横取りしていたため、他の患者よりもキノコの摂取量が圧倒的に多かった。そのせいで「山田のおじさん」に襲われたという幻覚が強い暗示となり、深い昏睡状態から目が覚めなくなってしまった。

これなら三友の自業自得、ちゃんちゃんとなる。みんなハッピー。ただこの説だと回収されない伏線が多過ぎるので違うかな…とは思う。

【4月18日追記】ちなみに、患者の誰かないしは全員で三友を殺した説を提示していないのは、①倒れている三友が発見された際、4人は一緒にいたから。②暴力を振るう三友に対し、暴力で返すのではなく仲間外れにする策を取った4人が、「殺す」という一番乱暴な手段を取るとは考え難いから。③柿沼のもう1人の人格は武道の達人だが、強いストレスを感じても自傷行為(壁に頭突きをする)を繰り返すだけで他人に危害を加えたことは無かったため、この局面で三友を殺すとは考え難いから。以上です。

 

その他印象的なシーンや感想
  • Twitterにも書いたのだけど、無難なスーツとネクタイに身を包んだ柿沼が、スーツの下にはカラフルなボーダーの靴下(ポールスミスみたいの)を履いていて、好きなものを選ぶ気力と自我がまだあるんだ…と安心してしまった。それくらい冒頭から三友のパワハラっぷりが凄い。
  • 井手ちゃんの衣装がグレーのオーガンジーが重なったナース服なせいで、可愛らしさの中にクリニックの胡散臭さや非現実感が見え隠れしていてとっても良い。ディズニーハロウィンのゴーストブライドを思い出した。最高。
  • 満面の笑みで「いいのよ〜!」を連発したり、藁人形で三友を呪ってやる!と息巻いてみたり、キュートでお転婆な井手ちゃんに終始癒されていた。あまりにハマり役なので、まぁ様にバカリズム脚本のギャグコメに出て欲しいという気持ちが芽生えた。絶対に面白いからどうですか。
  • コールセンター勤務の淳子VSパワハラ社長の下で働く柿沼の謝罪合戦に爆笑。そして謝罪の言葉ってこんなにあるんだ、日本語って凄いな…と改めて感心した。
  • 川島海荷ちゃん、清楚系なイメージが強かったけど地雷系ファッションも華麗に着こなしていて流石だ…!と感服。それでいて気の強い女の喋り方がめちゃくちゃ上手い。
  • 医師の木崎、プログラマーの藤堂の台詞が専門用語が多い上にとにかく長くて、これがスラスラ出てくるおふたりに舌を巻いた。
  • もうひとりの人格と入れ替わった柿沼が井手ちゃんと話すシーンで、「休みの日は〜〜掃除やら、なんだっけ?とにかく、何か色々やってんだよ」と台詞を飛ばしながらも、オラついた表情を変えなかった聡ちゃんには、ナイスアクシデント賞を贈呈します。
  • 柿沼は終盤にも検定や趣味を列挙反復するシーンがあるのだけど、今作は赤シャツの武右衛門の台詞量の比じゃなく、聡ちゃんの成長を感じざるを得なかった。
  • あと柿沼のもう一つの人格「ていぞう」を武道の達人設定にしてくれた人、ありがとう。聡ちゃんのアクションシーンが見れて最高でした。
  • それで言うと、ごっこ遊びでタキシード仮面侍になる柿沼も、にっこにこで「ピロリロリン♪」と指をピコピコ動かす柿沼も、好きなポケモンピカチュウな柿沼もSo Cuteでした。
  • 昭和のこどもに返るがテーマのはずなのに、こどもたちの口から出てくるアニメがほぼ平成の作品(セーラームーンポケモンエヴァンゲリオン)だったのは、客層を考えてくれたのかな。
  • そして、兵卒にして山田のおじさんことROLLYの怪演。そこはかとなく漂う「関わってはいけない人」感が上手過ぎる。観劇後も山田のおじさんの「よろしいですかぁ〜」とチェーンソーの音がべっとりと耳にこびり付いて離れず、遂にその晩夢にまで見てしまった。それくらい怖かったし、でも「山田のおじさん」が怖くなかったら何の説得力もなくなってしまうのでこれが大正解。それにしても、わたしの知っているROLLYNHK教育テレビの姿だったはずなのに…。
  • カテコでは、2回目のハケ際に「ピロリロリン♪」を披露した聡ちゃんと、3回目で升毅さんからいいこいいこされて照れ笑いを浮かべる聡ちゃんに癒されました。

 

  • 【4月18日追記】MMMクリニックランドを訪れた三友と柿沼の上から突然垂れ幕が落ちて来て柿沼が三友を庇うシーンで、初日は勢い余って上手袖に向かってズッテーン!と転がり混んでしまったのだけど、18日は少し屈んで構えるように庇っていた。初日は力み過ぎちゃったのかな?だとしたら可愛い…。
  • 【4月18日追記】柿沼の主人格が「しのぶ」で交代人格が「ていぞう」の由来を考えてみた。しのぶは三友のパワハラに耐え「忍ぶ」、ていぞうは「鼎俎(ていそ)」から来ているのでは?
  • 鼎俎は「死ぬ運命にあること」を意味し、「鼎」自体にも「生贄を煮る三本脚の器」「王を支える者」の意味合いがあることから、主人格を支え、最後は消えていく交代人格にピッタリな気がする。漢字にするなら「鼎三」か?

 

以上、『こどもの一生』初日レポでした。

※4月18日の観劇後、一部青文字で加筆しています。

22’星組『ザ・ジェントル・ライアー~英国的、紳士と淑女のゲーム 』2月21日ソワレの記録

昨年の2月21日は宙組アナスタシア千秋楽にして、わたしが生まれて初めて宝塚作品を観た日。そんな思い入れのある日に『ザ・ジェントル・ライアー~英国的、紳士と淑女のゲーム』を観に行って来ました。

しかも今回1階2列センブロという素晴らしいお席を用意していただき、友会ちゃんには頭が上がりません。永遠に君を愛す。

 

以下、あらすじと感想。ネタバレあり。

 

あらすじ

舞台は19世紀末ロンドン。父親であるキャヴァシャム卿(美稀千種)から結婚を急かされるも、夜な夜な遊び歩いてばかりのプレイボーイなアーサー(瀬央ゆりあ)は、友人のロバート・チルターン(綺城ひか理)の邸でかつての恋人・ローラ(紫りら)に再会する。

ローラが政治家であるロバートを訪ねて来たのは、過去の汚職の証拠を盾に、彼女の不正な株取引が有利になるよう議会で演説させるためだった。ロバートを理想の夫だと信じてやまない妻・ガートルード(小桜ほのか)を失望させたくない一心から、ロバートはアーサーに助けを求める。

 

印象的なシーンや感想
  • 幕が上がり開演アナウンスが流れる中、0番でソファに横たわる瀬央さんのシルエットが段々と浮かび上がって来る。アナウンスの爽やかなお声とは裏腹にシルエットから色気がダダ漏れ。この時点で相当しんどい。
  • 襟元がはだけた状態で登場したアーサー、なんと歌いながら綺麗に蝶ネクタイに結っていく。器用な男、いいよね…わかっていらっしゃる…と田渕先生に手を合わせる。
  • 身支度を整える中でカフスボタンを弄りながら流し目決めるところ、心の中で好き〜!って叫んじゃった。
  • 従者のフィプス(大輝真琴)がアーサーにブートニアを持っていくも、ブートニアのデザインが古臭いのが気になり「今度はもっとさりげないものを」「なるべく若く見えるように」と注文をつけるアーサー。ごもっともでございますを連呼するフィプスに思わず笑ってしまうシーンなのだけど、実はブートニアがキーアイテムであることがここで明示されていたことに終演後感服。
  • あとこれは本編と全く関係ないのですが、瀬央さんがステージで動く度にふわっといい香りがするんですよ…鼻で実在していると感じられるの幸せ過ぎる。

 

  • Twitterにも書いたのですが、チルターン卿邸の夜会冒頭で上手から2番目に登場するブラウンのタスキを掛けた男役の方を目で追ってしまったのですが、お名前が分からず…有識者の方ぜひ教えてください。
  • 今回登場する3人のヒロインのドレスカラーが、それぞれのイメージにぴったりだった。正義感が強く清廉潔白なガートルードはスカイブルー、いつもチャーミングな笑顔のメイベルはイエロー、愛を貪る毒蜘蛛のような女・ローラはダークレッド。衣装担当を確認したらやっぱり有村淳大先生でにっこり。
  • 初めて会ったメイベル(詩ちづる)を「チャーミングなお嬢様だ」と気に入ったキャバシャム卿。意中の相手の父親の好印象を勝ち取るメイベル、もしかして世渡り上手さん?
  • キャバシャム卿から34歳であることを口にされ「周りには29ってことで通してるんです!」と焦り、更にはガートルードに「あなたが本当は34歳ってところ」から聞かれていたことに落胆するアーサー。めちゃくちゃ顔は良いのに、人を操るどころか翻弄されっぱなしなアーサーが愛おしい。

 

  • 馬車の中でローラから手を握られ、冷たい目のままサッと振り払うアーサー。本作、にこにこな瀬央さんも素っ気ない瀬央さんも味わえる欲張りセットです。
  • ローラの見事な毒気の強い悪女っぷりに、紫りらさんが段々とヘレナ・ボナム=カーターに見えて来た。これで代役ってどういうこと…?演技が上手すぎる。

 

  • ゴーリング卿邸のガーデンパーティーでランタンが灯っていたり、アーサーもジプシーの格好をしたりと、彼の並々ならぬこだわりを感じる。流石は遊び人の独身貴族。
  • アーサーが取り巻きに囲まれ困っているところに、ダンスをしながら表れ助け舟を出すフィプスが有能。
  • 最初はメイベルに対して「お子様はベッドにいる時間だ」と子ども扱いをしていたのに、「私があなたを躾けてあげられたら良かったのに」と言われてあからさまにメイベルを意識し始めるアーサー。
  • メイベルのこの発言と、アーサーの父親は登場しても母親は名前すら出てこない点から、実はアーサーは幼い頃に母を亡くしており愛情というものに疎いのでは…ということろまで考えた。原作未読なので斜め上の考察だったらごめんなさい。
  • このあとオペラに誘って来たアーサーに対し「レディを待たせちゃダメよ」「どんな理由があっても」とメイベルが返すのだけど、これフラグだ…絶対間に合わないやつだ…と震えた。

 

  • 婦人自由連盟の集会のナンバー、これぞミュージカル!なナンバーでとっても好き。そしてガートルードの歌声にうっとり。
  • ロバートに俺がどうにかすると大見得を切ったにも関わらず、ガートルードを説得するどころかロバートに後ろめたい過去があるとバラしてしまうアーサー。うっかりさんにも程がある。
  • あとレディー・マークビー(水乃ゆり)の空気の読めなさ加減については、水乃ゆりさんのお顔だからギリギリ許されている節がある。

 

  • 息を切らしてオペラハウスに向かうアーサーの王道少女漫画感が堪らない…!
  • 第1幕最後のナンバー、めちゃくちゃ良かった…瀬央さんの真っ直ぐな歌声と歌詞が合っていて思わず鳥肌が立った。
  • あとメイベルがピンクの外套を着て現れるのだけど、お人形みたいに可愛くて腰を抜かした。

 

  • 第2幕冒頭、トミーがメイベルにプロポーズして去っていったところで、メイベルとアーサーがバッタリ遭遇するベタ展開に、「これでええ…!」と心のノブが大絶賛。
  • 昨夜のことを謝罪するアーサーをすぐに許した上に、欠点すら愛おしいと思えるメイベルの愛の深さたるや。尊敬しちゃう。
  • そんなメイベルにガートルードを愛していたことをわざわざ告白するアーサー、全自動地雷踏み抜きマシーンで笑ってしまう。

 

  • ボーリング卿邸にて、「これから訪ねて来るご婦人を客間で待たせるように」とアーサーがフィプスに言いつけたところで、ああ〜これ絶対取り違えるな…と思っていたら案の定で笑った。
  • アーサーから褒められ、跳ねて喜ぶフィプスが完全にヲタクの反応で可愛い。
  • ローラから例の手紙は「このドレスの奥に、あなたの手で探してみる?」と言われ、一瞬ローラの胸元に手をやるアーサーの手つきにエッッッ!!!と目をひん剥いてしまった。色気がすんごい。
  • アーサーは作中ずっと自分を嘘つきでと言うけど、メイベルの言う通りかれの嘘は自分を守るためではなく、誰かを笑顔にするための嘘なんだよなぁ。

 

  • チルターン卿邸にて、父親からお前の美点なんてひとつも思いつかない
  • ガートルードがアーサーに宛てた手紙を読んで、ふたりの仲を疑うなんてあり得ないと大笑いしながら身体を大きくのけぞったロバートが「逆C」になるの面白過ぎた。常人があれを真似したら間違いなく腰を壊す。
  • ローラに真の友情と愛情を見せつけ≪切り札≫を手に入れたところ、完全にスカッとジャパン in ロンドンだった。
  • ただ、ローラがアーサーをウィーンに来ないか誘うところで、アーサーに対して歪んではいるけど彼女なりの愛情を持ち合わせていたんだな…と少しだけ切ない気持ちになった。
  • メイベルを訪ねて来たトミーがメイベルの元へ走って行くところで、「彼、跳んだ…?」「ええ、跳んだわ…」とキョトンとしてるアーサーとガートルードが可愛い。
  • 「愛は弱い者のためにあるもの」「欠点のない完璧な人間なんてどこにもいない」と名言連発のアーサー。
  • トミーがワーッと泣きながら階段を駆け上がって行く際に踊り場で一度躓く演技が上手すぎて、最初は本当に躓いたのかと思っていた。(配信を観て演技だと知る)

 

  • メイベルに本心を話すところで、真っ先に「本当は……34歳なんだ!」と叫んで会場がズコーーーとなる感じ、とても良い。
  • アーサーが「どうも調子が出ないな…」と人様の花瓶から勝手に真っ赤な薔薇を拝借して胸元に刺すやんちゃが過ぎる。それにしても薔薇のブートニアが似合い過ぎてて頭の中でリーンゴーンと教会の鐘が鳴った。
  • アーサーのプロポーズに対し、メイベルの「わたしがあなたに夢中だってことは、ロンドン中のみんなが知ってる!あなたが34歳だったことも!」が可愛過ぎた。そしてアーサーがサバを読んでることを承知の上で彼を愛するメイベル、器がデカ過ぎないか…。
  • この後のアーサーとメイベルのダンスシーンで、「今ディズニー映画観てるんだっけ…?」となった。とにかく絵になるふたり。
  • ラスト、メイベルの肩越しにアーサーが客席に向かってバチッとウインクを決めた瞬間、ブラボー!と立ち上がりたい気持ちでいっぱいになった。ありがとう、ありがとう…。

 

  • ダンディなロバートも素敵だったのだけど、フィナーレでお髭を取って登場した綺城ひか理さんがあまりにイケメンで腰を抜かした。
  • そして瀬央さん、さっきまで深緑のお衣装が最高に似合う!と思っていたらミントグリーンのお衣装もめちゃくちゃ似合う…やはり美人を前にパーソナルカラーの概念は通用しないのだなと痛感。
  • あとラストのデュエダンで、3人の娘役が代わる出て来るのも、アーサーの生涯を表していて良かったよね。
  • そしてこのデュエダンの最中に瀬央さんとがっつり目が合い、そのまま吸い込まれてしまうかと思いました…顔が良過ぎる…。
  • この日、詩ちづるちゃんがリフトの際にドレスを捌きしれなかったのか瀬央さんの腕に乗り損なってしまったのだけど、瀬央さんが(おいで)と言うようにキラッキラの笑顔を向けて、ちづるちゃんが笑顔でピョンと跳び乗ったのが可愛すぎた。アクシデントもある種のご褒美なよなぁとしみじみ。でも怪我にだけは気を付けてね。
  • あとカーテンコールの瀬央さんが終始にっこにこで、客席の全員と目を合わせるぞ!!という気合いを感じた。愛が深い…。

 

おまけ:曜日に関する考察
  • 社交シーズン中、トミーがメイベルにプロポーズをするのは火曜日と木曜日。チルターン卿邸の夜会でもプロポーズをしようとしていたことから、物語は火曜日から始まったことがわかる。
  • 火曜日の晩、ゴーリング卿邸でアーサーはメイベルをオペラに誘う。
  • 翌日、アーサーがチルターン卿邸の書斎を慌てて飛び出したのが夜7時。彼がオペラハウスに着いた頃にはもう序曲が始まってしまっていたことから、メイベルと約束していたオペラは水曜日夜7時開演の作品だった。
  • キャヴァシャム卿がゴーリング卿邸を訪ねて来た際、「シーズンの間、僕が真面目な話が出来るのは水曜日だけ」「医者から7時以降真面目な話をするのは止められておりまして」と話すことから、このやりとりは木曜日の夜7時以降の出来事。
  • 以上から、アーサーがメイベルを水曜日のオペラに誘っているのは、メイベルを真面目に愛していることの表れだと取れる。
  • 運命の下院議会は木曜日の夜。夜7時以降にロバートはゴーリング卿邸を訪れていることから、議会はそれ以降の時間で開かれた模様。政治家って大変ですね…。
  • チルターン卿邸でのトミーの失恋、そしてアーサーのプロポーズは金曜日。つまり本作はたった4日間の物語。
  • ちなみに、社交シーズンがいつなのか調べたところ概ね12月〜8月だそう。第2幕冒頭のナンバーから舞台はシーズン終わりのようなので、メイベルはトミーから実に72回もプロポーズをされた様子。そりゃうんざりしちゃうわ。

 

おわりに

今年の宝塚初めは花組さんの予定だったのですがそれが叶わなくなり、以降も休演続きでだいぶ落ち込んでいたのですが、今作で元気を貰えました。

客席でドッカンドッカン笑いが起きるのにどこまでも上品で、これぞ宝塚!これぞミュージカル・コメディ!な作品と出逢えて嬉しかったです。

宝塚、大好きだ〜〜〜!!!

SixTONES 『Feel da CITY』1月5日昼公演の記録

皆さま、明けましておめでとうございます。最高にハッピーな現場初めをして来ましたので、気合いを入れてレポを書かせていただきます。

 

以下、ネタバレ注意。

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座席について

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今回のステージ構成はこんな感じ。白い四角はリフター位置の目安。センステ横に花道が伸びていないため、トロッコでの移動あり。

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引用元:座席案内 | 横浜アリーナ

ちなみに、今回のステージ構成は横浜アリ公式に掲載されているAパターンに該当。

わたしは復活当選な上に最終時間枠での入場でしたが、アリーナAの前列(メンステとセンステの間辺り)とまさかの良席でした。

昨年のセクゾオーラスも復活当選でスタンド1列目だったので、復活当選だからと言って座席が悪いなんてことはないんだな…という学び。

 

セトリと立ち位置

1.Lost City

メンステ中央に聳え立つ「Sカレーター」に乗った6人が登場、順番に降りてくる。樹がサラサラの前髪を下ろしていたため一瞬息が止まる。

2.Special Order

3.Rosy

2曲続けてメンステ。スペオダ、やっぱり治安が悪くて最高。Rosyのテレビ初披露時は「みんな落ち着いて!!!」という印象だったのだけど、実際に観たらそんなことはなかった。完成度が鰻登り。

4.Rollin'

中央花道を通ってバクステへ。ほっくんのファンサが厚かった記憶。

5.S.I.X

上手下手の花道に分かれてリフターへ。立ち位置は下図参照。座席がしんじゅりの間だったので目が4つ欲しい!!となりながら交互に見た。しんたろーはにこにこ、樹はおすましスタイルで大変良かったです。

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〜挨拶〜

きょうもちさんが大我とタイガーをかけて3方向に「ガオー!」とポーズを決めたのがあまりにも可愛い。保護。こんなトラなら何匹でも飼いたい。

長いこと二宮和也くんのヲタクをしていた者なので、挨拶で「いらっしゃいませー!いらっしゃいませー!いらっしゃいませーーー!!!」を聞くとめちゃくちゃテンション上がっちゃう。何なら本家の3倍くらい言ってくれて本当にありがとう。

そして「謹賀新年ー!」を連呼しているだけなのに面白いしんたろーは笑いの神様。イントネーションだけで面白いとか何。

6.Dawn

メンステ。上手側はジェシー・田中・髙地、下手側は森本・京本・松村。各メンカラのソウルジ○ムの様なライトが付いたスタンドマイクでしっとり歌唱。歌終わりでソウル○ェムの様なスタンドが上に昇って行く演出に(落ちて来やしないかと)ドキドキした。

衣装は茶色地に白ストライプのセットアップに。北斗は丸眼鏡+眼鏡チェーンの爆イケ文豪スタイルで登場。ジェシーも眼鏡、樹と慎太郎はサングラス着用で途端に治安が悪い。ヲタク大歓喜なアングラ感。最高。そしてこの衣装、髙地くんのスタイルの良さが炸裂していて大変良かったです。

7.Papercut

メンステ。ステージが上昇。

8.Odds

上手花道にジェシー・髙地・松村、下手花道に森本・京本・田中。落ちサビ前に上手花道で髙地くんがほくジェに挟まれて踊るワンシーンがあるのですが、めちゃくちゃ可愛いので絶対に観て欲しい。

曲終わりでジェシーと慎太郎だけトロッコでセンステへ。ユニット曲イントロ中に髙地・松村は上手花道、京本・田中は下手花道をメンステ側に歩いて捌けて行くのですが、ここのゆごほくの歩き方が「トテトテトテ」って感じなのでここも絶対に観て欲しい。大男たちなのに、ちいかわちゃんかな!?ってなる。

9.LOUDER

センステからバクステへ。ユニット曲の中で唯一のダンスナンバーをふたりが豪快に踊っていて気分も上がる!!ペンラが赤と緑になるので遅れて来たクリスマス感が凄い。

10.真っ赤な嘘

メンステ。鏡を模した正方形のセットが3台。上手に松村、下手に髙地。

先程のセットアップの上から北斗は白のロングパーカー(前はピッタリ閉じていた)、髙地くんは白のロングコートを羽織っている。モニター映像は白黒に。

1番歌唱中にセットの前でしゃがみ込む北斗の儚げな表情が堪らない。この曲は「片方を正面から見る時もう片方は背を向けている」という構図になっていて、そのふたりが落ちサビでやっと向かい合うも、結局また背中合わせになってしまうのがめちゃくちゃエモい。鏡の世界のもう一人の自分感。これぞシンメ。この曲だけは真正面から観たかった。

11.共鳴

センステ。ド派手に花火が上がる。セットアップジャケットからベストにチェンジ。やっぱりアイドルの上下揃えって最高〜!ってなる。シンプルイズベスト。100万回言うけど、まじで髙地くんのスタイルが良すぎる。

12.love u...

バクステへ。クリスタル?を模したセットが6台、メンカラ→レインボーに光って幻想的な雰囲気に。

13.You&I

14.WHIP THAT

リフター、位置は下図。リフターを壊す勢いで激しくジャンプし続けるジェシーが完全に大きな赤ちゃん。

WHIP THATの途中でリフターから降りて中央花道を1列になって進む。途中から先頭のジェシーに合わせてエア縄跳びをしながらバクステへ向かう大男たちが面白過ぎてお腹が捩れるかと思った。

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〜MC〜

  • 皆さんギャンギャンに座ってくださいね〜と言いながらバクステからメンステへ歩くメンバー。息の上がった髙地くんが「今はじゃんけんできないよ〜」と中央花道付近のファンサ団扇を拾う。優しい〜!
  • ペンライトとアクスタで街作れるの気付いた?気付いた人ー?と反応を求めるもまばら。
  • ペンライトを暗い部屋で点けると蜘蛛の巣の様な模様になるの!スパイダーマン!と興奮するきょも
  • CITYは今日発売だからまだ聴けてないよって人もいるんじゃない?『Rosy』わかった?に「ドドド、レレレ、ミミミ」と歌い出すジェシー、悪ノリして被せていくメンバー
  • みんな知らない曲流れたらどうしてるの?に各ブロック毎にペンライトリーダーがいるんでしょ、と樹。我こそはペンライトリーダー!とセンター席のヲタク2人が緑と赤のペンラで猛アピールしウケるも、「下ろしてくださいね〜」と北斗にあしらわれる
  • 髙地もペンライトリーダーだもんね、と樹に振られた髙地くんが「俺は(普通の)リーダーなの!」と突っ込む→ヲタク一同拍手
  • ジェシー、「仕切りたがり」が言えず「仕切りたりがりや…仕切りたり…仕切りたりがり…」とあわあわする
  • もしもリーダーになったらどうする?と聞かれたきょもが「セトリ全部決めるし、衣装は俺以外全裸」と回答。5人からそれはある意味お前が損だよと突っ込まれる
  • パンツを履くジェスチャーをしたり、白いフェイスタオルを腰から垂らして褌のようにするジェシー。「はっけよい…怒った!」とボケると、「なんで怒ったの!笑」と髙地くんがケラケラ笑う
  • 嵐にしやがれのリーダー決めで誰を指そうと思った?と北斗がメンバーに聞くと、「ジェシー」と即答する髙地くん。ゆごじぇ……(合掌)
  • 樹が「そっちの3人(上手に立っていた京本・松村・森本)は無さそう」と言うと、いやいや俺はそっち側だから!と猛反発する慎太郎。(ご飯会リーダーを名乗る慎太郎、大学のサークルみたいで可愛い)
  • 大野くんの「何もしてない人」発言が無かったらみんな誰をリーダーに選んでた?にみんなジェシーと回答する中、きょうもちさんだけは「樹」と答えてるのもきょもじゅり……(合掌)となってしまった
  • 樹が「髙地はなんかあったら責任取ってくれそう」と言い出すと、ジェシーが怖い人役でロールプレイ開始
  • 楽屋で寛ぐ5人の元に現れた怖い人役のジェシーMC5時間はやり過ぎだ!」髙地「こっちで話しましょう、ね」と端に連れて行く→「みんな悪気は無いんです」と謝る髙地くんをジェシーがすぐ許す&もじもじし始め、すかさず「ジェシー(髙地のこと)口説いてんの??」と樹が突っ込む
  • リーダー役を樹に替えてロールプレイ。「ライブ無くすよ」とすごむジェシーに「MC3分は短過ぎません?」と冷静に返す樹。「じゃあどうしたらいい?」とジェシーが樹に相談し始めてしまい終了。髙地くん相手にデレデレした感じはなくて、ゆごじぇ…と呆けてしまった

 

  • 着替えじゃんけんの掛け声で五月蝿くしたジェシーを不戦勝で先に行かせる樹、その後慎太郎ときょもが勝ってしまったため「この後のMC大丈夫!?」「お前らどっちか先に行かないと〜!」とゆごほくに言う
  • 告知で「13年目のスクール革命は毎週日曜日お昼放送です」と不安げに言う髙地くんに爆笑するほくじゅり。北斗が「ジャニーズ所属歴=番組出演歴なの凄いよね」「Jr.からB.I.ShadowからJr.からSixTONESと経てる訳だもんね」と言うと、「デビューした時は(スクール革命の)スタッフさんが一番に喜んでくれた。あのイモが〜!って」と笑って答える髙地くん。「煮っころがしがね」「里芋にしないでよ〜」とやりとりするゆごほく可愛い。入所当時の髙地はWii Miiの『\ /』の眉毛だったよね、この角度!と指で表現する樹

 

15.Everlasting

メンステ、Sカレーターにちょこんと座る6人。手動フリフラによって会場が空をイメージしたグラデーションカラーに統一される。

衣装の系統がバラバラなのは私服イメージ?個人的にゆごほく衣装がツボ。

ジェシーマトリックスみたいな柄のシャツに緑ターバン、きょもは肩の空いた白シャツにエスキモー帽とムートンブーツ、しんたろーは半パンの青セットアップに白靴下白スニーカー、樹は白Tシャツデニムにサングラス、北斗はオレンジのヴィンテージスポーツジャケットにダルメシアン柄のパンツ、髙地くんは白タートルにスタッズ付きサスペンダー。

16.Ordinary Hero

メンステ。上手から京本・ジェシー・松村・森本・田中・髙地。(森本と田中逆かも)

北斗はカフェテラス風の席、髙地くんはコンクリート風の階段にお座りスタイル。

17.With the Flow

きょもじゅりだけメンステに残り4人は捌ける。曲冒頭で樹がサラッと即興Rapを披露してカッケ〜〜〜!となり、きょうもちさんが落ちサビ前でアコギで弾き語りをしながら音源とは異なる転調をするのにも痺れた。落ちサビでステージのヘリにちょこんと座るじゅったんが可愛すぎ。

18.Your Best Day

少し装いの変わった4人がメンステに戻ってくる。髙地くんは先程の衣装に黒べレー帽、黄色サングラス、黒地に白チェックのコートをプラス。ビジュアルが完全優勝していたので、隣の髙地担と顔を見合わせて (((優勝です))) と頷き合った。

皆さんの近くに行っちゃいまーす!と二手に分かれてメンステ横階段から3階スタンド中段のスタトロへ。

19."Laugh" In the LIFE

スタトロ6台がバクステ側に到着後、再びメンステ側へ移動。間奏に入るところで「"Laugh" In the…あ、間違えた」と一人トチッてしまったジェシー。可愛いのでヨシ!(現場猫)

20.Strawberry Breakfast

上手側のスタトロ横通路でジェシーが立ち止まってふざけ出すので何かと思ったら、後ろから来る樹に絡みたかったからだと分かり崩れ落ちる。早く行けと軽くあしらう樹も好き…。

落ちサビで中央花道に一列に並びながらバクステへ。間奏の音に合わせてトランペットを吹くフリをする髙地くんが可愛い。

21.フィギュア

バクステ。落ちサビのジェシーが音源の歌い方と全然違う、甘ったるい声で歌うもんだから耳が蕩けた。

22.NEW WORLD

センステ。曲終わりでメンステへ移動すると白幕が落ちて来てお着替えタイム。

23.Imitation Rain(THE FIRST TAKE ver.)

メンステの白幕にメンバーのシルエットが映し出された状態で1曲歌唱。サビで幕が降りると思ったら全部幕の後ろだった。

24.マスカラ

メンステ。イントロと同時に白幕が降りて来て踊る6人の姿が現れる。久しぶり〜!

衣装はギラギラの黒にファーが付いたザ・ジャニーズな感じでとっても良い!なおツアー終盤の頃には絶対に暑い。

25.NEW ERA

メンステ、落ちサビで中央花道へ。

26.NAVIGATOR

センステ。サビの ♪Oh〜oh〜oh〜oh〜oh〜 でメンバーが腕を後ろに振り上げる振りに合わせてペンライトが横揺れするのが見てて気持ち良い。歌い終わりでスモークが上がる。

27.Good Time

バクステから上手下手花道に二手に分れてメンステへ。上手側花道はジェシー・髙地・森本だった記憶。(ジェシーじゃなくて樹かも)

落ちサビでメンステ下から落下物(紙吹雪?)が吹き出る。プシュ!プシュ!と音を上げながら5回くらい出るのでかなりの量だった。

〜アンコール〜

28.僕が僕じゃないみたいだ

29.この星のHIKARI

メンステから登場。この2曲でメンバーが外周をグルグル。

アリーナA前の外周に初めてきょうもちさんが来る。櫻井くんを彷彿させるロイヤルお手振りでした。(本編できょうもちさんは上手花道を通らない)(偏りがすごい)

数列前の方が、樹からじっと見つめられた後じゅったんスマイルで指差しされていて「これがリアコの本域!!!!!」と興奮した。危うくわたしまで樹に恋しかけちゃったよ、怖い怖い…。

ジェシーは外周でゆっくりしすぎて、曲終わりで5人がメンステのSカレーターにセットしてる最中にまだ上手花道にいる→アウトロでダッシュするも間に合わず→髙地くんが「次で最後の曲です」と話して繋げるというファインプレー。さすが2022年度リーダー兼名誉リーダー!

30.Cassete Tape

Sカレーターが上昇していく中歌唱。アウトロでジェシーが横揺れしながら両手でマイクを胸の前に抱えて微笑んでいた。まさにビッグエンジェル。

メンステモニター上部に捌けていく。去り際にジェシーが小さく「せいやせいや!」と言っていた(ように聞こえた)ので、スタオベ…!誠也…!と嬉しくなったヲタクでした。

 

以上、Feel da CITYライブレポートでした!

MC以外にも突然記憶を取り戻したら追記していきたいと思います。

2021年ヲタ活総集編

ジャニヲタでありながら、宝塚という一大ジャンルに足を踏み入れてしまった2021年。果たしてチケット代の総額はいくらになったのか。怒涛の1年を振り返ります。

 

現場編

1月

  • 1月1日 DREAM BOYS(夜)

1月1日は堂本光一くんのお誕生日ということで、 "Anniversary" 岸くん替え歌ver.(♪僕らの記念日~  ♪光一誕生日~)が聴けて幸せでした。そして天に召されたじんの神々しさよ。

 

4月

HSHは桜木みなとさん沼落ちブログ(ジャニヲタが宝塚宙組アナスタシアを鑑賞して桜木みなとさんに一目惚れした話 - 推しの多い生涯を送って来ました)を読んでくださったフォロワー様が連れて行ってくださった思い出の公演。

ロミジュリは道枝くんのロミオがどうしても観たくて、50分電話を掛け続けて当日券をゲット。1階最後列だったけど、冒頭ロミオが登場する扉の真横の席で大当たり。あと同じ列で小瀧くんが見学してた。

 

5月

  • 5月15日 與真司郎 TALK SHOW 2021(昼)
  • 5月16日 SexyZone SZ10TH(夜)
  • 5月19日 USG Spring Spring Spring
  • 5月28日 月組 桜嵐記|Dream Chesar
  • 5月29日 月組 桜嵐記|Dream Chesar(昼)

SZ10THでは風磨くんから狙い撃ちファンサをされ無事死亡。このあとしばらく夢に風磨くんが出て来るもんだから、うっかり風磨担になるところだった。あぶないあぶない。

月組桜嵐記で初めてのムラ遠征。さくらたゃの女(友人)と宝塚ホテルのレビュールームにも宿泊できて、充実の2日間でした。

 

6月

人生初のV系の現場となったジグザグ。また行きたくてFCにも入ったけど、以降チケットが全く当たらない!来年の全ツは当たりますように。

aikoはまさかのアリーナ5列目。大好きな『あたしの向こう』が聴けて嬉しかったな〜。

そして宙組ホムシュで初の日帰り遠征。ひとりムラ遠征までのスピード感!と友人から突っ込まれた。

 

7月

  • 7月3日 宙組 ホームズ|Delicieux!(昼・夜)
  • 7月6日 星組 VERDAD!
  • 7月11日 SexyZone SZ10TH(夜)
  • 7月18日 グレートプリテンダー(夜)
  • 7月24日 ロミオとロザライン(昼)
  • 7月25日 月組 桜嵐記|Dream Chesar (夜)

2週連続の日帰りマチソワ遠征で、自分まだまだ(体力的に)イケるやん!と謎の自信を得たホムシュ。

VERDAD!では礼真琴さんの歌声に圧倒された。Adoのギラギラが特にお気に入りです。音源化してくれて本当にありがとうTCA。

SZ10THオーラスでは妹がスタンド1列目を引き当ててくれたので、メンステもセンステも花道も近いという最高の席だった。サプライズローズは一生の宝物。

初めての東宝観劇では月組アフロ祭に遭遇。我ながら引きが強い。アフロのさくさく可愛かったなぁ。

 

8月

21日は宙組初日が取れず、代わりにスタオベ昼公演に行ったところ自担・中島健人くんと観劇被り済の女になりました。2021年一二を争うくらい嬉しかった体験。

 

9月

  • 9月5日 宙組 ホームズ|Delicieux!(昼)
  • 9月12日 宙組 ホームズ|Delicieux!(夜)
  • 9月16日 宙組 ホームズ|Delicieux!(夜)
  • 9月18日 宙組 ホームズ|Delicieux!(夜)
  • 9月19日 赤シャツ(昼)
  • 9月22日 ブライトン・ビーチ回顧録
  • 9月25日 宙組 ホームズ|Delicieux!(昼)

ホムシュはムラと合わせて計11回観に行きました。今年の現場の1/4ホムシュなの冷静に面白い。1公演でも当たればラッキー!なジャニーズの世界で生きてきたので、11回も同じ公演を観たのはもちろん人生初。でも正直もっと観たかった。

赤シャツは一般でなんとか確保。ブリリア3階席最後列で聡ちゃんの後頭部の丸みをしっかり覚えて帰って来ました。綺麗な脛が拝めて良かった。

そしてブライトン・ビーチ回顧録ではたくさん笑った!見学に来ていた聡ちゃんも一目見れて幸せな1日でした。

 

10月

3月に入会した友会ちゃんがやっと友達になってくれた雪組公演。まさかの1階8列ドセンという超良席をご用意いただけました。めちゃくちゃ楽しかったから追いチケしちゃった!

ハライチは妹と一緒に行って来ました。お腹捩れるくらい笑った〜!岩井さん、きくふうを末永く宜しくお願いします。

ニュージーズはカード枠で確保。きょものお芝居が観れて本当に良かったなぁ。来年の舞台も楽しみです。

 

11月

  • 11月6日 雪組 CITY HUNTER|Fire Fever!(夜)
  • 11月22日 葵上・弱法師(夜)

朝美さんのお誕生日公演にもちゃっかり入りました。日本の宝。本当に美しい。

キンプリちゃんはいわち退所後ふんわり推していたのだけど、じんの舞台ですっかりやられてしまった。ドリボも良かったけど、それよりずっとずっと演技が上手くなっていて腰を抜かしたよね。現在キンプリFCの好きなアーティスト欄は神宮寺勇太です。

 

12月

  • 12月4日 宙組 バロンの末裔|アクアヴィーテ(夜)
  • 12月5日 宙組 バロンの末裔|アクアヴィーテ(昼・夜)
  • 12月13日 aiko Love Like Pop vol.22
  • 12月18日 星組 柳生忍法長|モアーダンディズム(夜)
  • 12月24日 Fairy Chirstmas 2021(昼)

桜木さんを好きになってすぐ「アクアヴィーテを生で観たかった…もっと早く出逢えていたら…」と後悔していたので、全ツで観れて本当に嬉しかった。喧嘩っ早いけど友達想いなリチャードがわたしも大好き。

aikoのライブは8月末から延期になったのだけど、おかげで9月に出た新曲が聴けて嬉しかったな。aiko、結婚おめでとうー!!

星組さんは自力でチケットが取れず半ば諦めていたのですが、お声掛けいただいて1公演観に行けました…愛ちゃんのお姿を一目見れて胸がいっぱい。

そして今年最後の現場はいわちのクリスマスイベント。今年はWゆうたで始まり、いわちに終わるという見事なPrinceっぷりに胸が熱くなるのでした。

 

以上、今年の現場は全43公演。内訳はジャニーズが13公演、宝塚が23公演、その他が7公演。チケット代は総額321,000円でした。

今年意を決して購入したCartierの時計と、1年間のチケット代がほぼ同額という結果に。それって、時計を買わなかったら倍現場に入れた…ってコト!?と思わずハチワレちゃんになってしまった。

 

ライビュ・配信編

CD購入特典等を除き有料配信のみで集計をしたところ、全て宝塚という結果に。9本で32,600円でした。

 

おわりに

配信を含むチケット代の総額は353,600円という結果に。(手数料は別途2万円くらい)(手数料高)

ここに各FC会費や遠征費を足した時点で50万円をぽーんと超えたので、円盤代やグッズ代まで算出するのは怖くなってやめました。元気に年を越したい。

2022年の現場初めは念願のSixTONES横アリなので、今夜は紅白とカウコンを見ながら団扇作りに励みたいと思います。それでは皆さま、良いお年をー!