日本から出たことのなかったオタクが、ひとりで中島健人の台湾ファンミに行った話 ~準備編~

2024年1月23日、朝起きてX(旧Twitter)を開くと、おすすめにとんでもないポストが流れて来た。

 

………台湾ファンミ決定?????

記事の最後に「チケットは現地で2月3日販売開始予定」と書いてあった。どうやら日本での販売はないらしい。逆に言えば2月3日に台湾で何がしかの窓口に行けば買えるってこと?

調べているうちに、Ticket PLUSという現地のチケットサイトで販売されることがわかった。確かにリビ松のイベント詳細ページがある!

ticketplus.com.tw

しかし当たり前に現地語で書かれており、Google翻訳をかけてみたが絶妙におかしな日本語になるので、結局わたしがチケットを購入して参加できるのか否かわからず。オタ活をする上であまり友人に迷惑を掛けたくはないのですが、かくなる上は…!と中国人の友人に翻訳をお願いした。

おかげで、「外国人がチケットを購入する場合は、購入時に氏名とパスポート番号の入力が必要」という一番大切な情報を得る事ができた。持つべきものはグローバルな友人である。

 

で、ここでタイトルに戻る訳ですが、わたくし生まれてこの方日本から出た事がなかったんですね。

パスポートの申請、今からでも間に合うのか…?と今度はパスポートについて調べると、東京都のパスポートセンターは申請から6営業日で発行してくれることが判明。チケット発売まで残り11日、まだ間に合う!と慌ててその日のうちに区役所で戸籍謄本を取得し、証明写真も用意した。

翌朝、出社前に開館したてのパスポートセンターに駆け込む。朝一なのもあってか、申請書の記入、提出、個人情報の照会まで30分も掛からなかった。おかげでギリギリ始業に間に合いました。

ちなみに、1月24日に申請して受取可能日は1月31日以降でした。皆さま、パスポートの申請は計画的に。

発売日前日に無事パスポートを受け取り、Ticket PLUSで会員登録とクレジットカードの紐づけも完了。ちなみに、イベント詳細ページは現地語のみの表示ですが、会員登録画面とチケット販売画面については日本語表示に切り替えが可能でした。ありがたや。

 

そして遂に迎えたチケット発売日。

発売時間と同時にA席を選択、リロード画面が切り替わると「残席がございません」的な文言が出て来て危うく心臓が止まりかける。ここまで来て台湾ファンミに参加できないなんて絶対に嫌だ!!!大慌てでB席を選択、自分で座席を選ぶこともできたのですが、選んでる間にB席も完売になってしまうかも!とパニックのままコンピュータ配席でチケットを購入。

ホッと息を撫で下ろしたのも束の間、A席に戻りがあり前方列にもちらほら空きが。しかし再購入不可で涙が出そうになる。

なお、今回のイベントの座席配置はA席は1~19列、B席は20~35列で、わたしが取れた席は27列でした。まあ帝劇1階最後列と同じくらいの距離と思えば全然近いか…どうせ始まっちゃえば双眼鏡握りしめてるしな…と自分を励ます。

後からわかったのですが、Ticket PLUSはローチケなどの日本のチケットサイトとは異なり、席種選択後の個人情報入力画面まで遷移できれば、入力中はその座席を仮押さえしてくれる仕様みたいです。日本でも導入して欲しい、その配慮。

 

パスポート取得からチケットの購入までかなり怒涛のスケジュールだったのですが、この間「台湾まで行く…?」みたいな迷いは一切なく、健人くんに会えるなら絶対行くぞ~!とずっとわくわくしていた。

1月9日に迷いながらもぽかぽか観覧に行った時に、わたしの心のど真ん中にいるのはやっぱり健人くんなんだな~と確信したことが大きいように思う。

 

兎にも角にもチケットは確保できたので、続いて航空券とホテルの手配。

航空券は出発時間や料金の兼ね合いで、往復ともにジェットスターで予約しました。

今回本当に助かったのが、ジェットスタージャパンの国際線のカウンターチェックインの締め切り時刻が出発の45分前だったこと。(他社の場合ほとんど60分前まで)

というのも、イベント2日前にイベント主催の公式Instagramで健人くんの台湾到着予定時刻が発表されたのですが、元々予約してた便ではお出迎えに間に合わず。

結果、直前で便変更をしたため、14日夜に仕事終わりで成田空港に直行する強行スケジュールに。

空港第2ビル駅に着いたのが出発60分前、カウンターチェックインが完了したのが出発50分前という本当にギリッギリのスケジュールだったので、ジェットスターで良かった〜〜〜になりました。

 

宿泊先はagoda経由で東門駅から徒歩10分のところにあるGoodmore Hotelを予約。

ファンミ会場最寄りの市政府駅周辺のホテルを取るか最後まで悩んだのですが、ファンミの前後も余すことなく台湾を楽しみたい!と思い、ホテルから徒歩圏内で永康街や師大夜市に行けるこちらのホテルにしました。15時以降なら何時でもチェックインOKな上に、隣に24時間営業のスーパーもあって助かりました。

 

あとは旅行中のデータ通信どうする?問題ですが、極力荷物を増やしたくはないものの、ひとりで行くのもあってスマホはいつでも使える状況にしておきたい…ということで、色々調べた結果trifa(トリファ)というアプリでeSIMを購入しました。

簡単な設定だけで現地の回線に接続できるようになり、お値段も3日間データ無制限で2,990円という良心価格!設定時に回線名を好きな名前で設定できるので、考えるまでもなく「中島健人」にしました。おかげさまでめちゃくちゃ電波よかったです。(配信ライブでWi-Fiの調子を聞いてくれるだけある)

 

そんな感じで諸々の手配を済ませ、いざ参らん台湾!現地編に続く。