aiko『Love Like Pop vol.22』6月8日の記録

ジャニーズと宝塚のことばかり呟いているわたしだが、実は一番ファン歴が長いのはaikoだったりする。aikoとの出逢いは2005年なのでもう16年。そりゃわたしもアラサーになっている訳だ…。

本当なら5月からスタートしていたこのツアーも、緊急事態宣言の兼ね合いで公演延期が続き、昨日やっと幕を開けた。(コロナめ…全然ライブさせてくれへんやん!火で炙ったろか! by.aiko)

 

以下、ライブの感想。ネタバレ注意。

 

座席について

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引用元:東京ガーデンシアター(東京都江東区)- LiveWalker.com

XA〜XCブロック(図の濃い青)は2列目までが撤去され、ステージ中央〜XB〜Bブロック前列にかけて花道があったため、XBは殆ど座席がなかった。

スタンド席の左右端のブロックは暗幕で覆われていたのだが、MC冒頭であそこはステージが観えない席やねんとaikoから暴露される。(がんばれ三井不動産)

そして今回のわたしの座席はXCブロック。ステージまで5mの距離。年始の『二宮ん家』でゲッターズ飯田が望みが叶う年と言っていたのはどうやら本当らしい。

 

あと今回は感染対策のためデジチケでしょんぼりしていたら、座席にフライヤーと紙チケが用意されていた。

しかもチケットにQRコードが付いていて、aikoに質問が送れたり(いつもは客席から各々質問を叫ぶ)、公演終了後にはセットリストも見れる(いつもは終演後に出口に掲示されている)。凄い。至れり尽くせりである。

質問を考えたりしているうちに開演時間に。入場が押したのか18:10過ぎからスタート。

 

1.片想い

ステージ中央でaikoがキーボードで1曲丸々弾き語り。aikoだけが白いスポットライトで照らされる。

今回のお衣装は白のフリルブラウスに赤の変形ジャケット、ベージュのワイドパンツでした。ゆるゆるな格好で可愛い。

後のMCで「最初に弾き語りなんてするもんじゃないわ~」と言っていたけど、静寂の中ちょこんと座って歌うaikoが愛おしくも儚げで良かった。

2.メロンソーダ

サビでBa.カズ(須長和広)のハモリが入る。これがまた良いのよ…aikoとカズのハモリが聴けるのはライブならでは。わたしの楽しみの1つだったりする。

3.ぬけがら

aikoがステージ中央から上手側に来てくれたのだけど、とにかく近くてびっくりした!LLPでこんなにaikoと近いのはかなり久しぶりだったから嬉しかったな。指差しされた時は時が止まった。

そして相変わらずツヤツヤのたまご肌だったんだけど、aikoは何を食べて生きているんだろう。この日はマグカップでお味噌汁を飲みながら歌っていた。

4.ボーイフレンド

aikoが花道へ行き会場の温度が一気に上がる。声が出せない代わりに、いつも以上にみんな手拍子しながらその場で跳ねて一生懸命リアクションをする。これよこれこれ!aikoのライブに来た~!とテンションが上がった。

5.シャワーとコンセント

サビの疾走感が聴いていて気持ち良い、ライブ向きの曲だな〜!と改めて思った。あと、イントロの0:14〜が『あたしの向こう』に似ているんだけど、音楽理論はわからないので解説はできません。(おい)

6.ライン

7.4月の雨

「6月だけど聴いて下さい、4月の雨」の曲紹介でスタート。その前までゆる~いMCをしていたのでふり幅が凄い。サビのハイトーンが気持ち良い。

8.ばいばーーい

aikoの息遣いとロングトーンに圧倒された曲。ストリングスが入って音が厚いのも良い。aikoのライブは全て生演奏なので、音を楽しむならアリーナよりスタンドの方が良かったりもするのよね…。

9.Last

10.しらふの夢

カズがウッドベースを弾いていて格好良い〜〜と悶えた。顔も良いから余計にね。目で追っちゃうよね。

11.ドライヤー

シングル『あたしの向こう』のカップリング曲。久々に聴けて嬉しかったな〜!

12.信号

曲終わりで曲のタイトルを紹介しようとするも、「しらふの夢、ドライヤー、……待ってあと何やったけ、あれ?」とタイトルをど忘れして慌てるaiko。可愛い。久々のライブにそわそわして1時間半しか寝てなかったらしい。今夜はいっぱい寝てね。

13.青空

繰り返し「恋が終わった」というフレーズが入っているように失恋の曲なのだけど、アップテンポで心が躍る曲。

14.予告

イントロで ♪トゥットゥル トゥットゥル〜 とご機嫌に歌うaikoが可愛い。(文字だけ見るとシュタゲのまゆしぃのようだ)(それはそれで可愛い)

15.磁石

16.相合傘

汗かきMix.の方。定番曲になると観客の手振りの一体感が増してとっても楽しい!

17.58cm

シングル『ハニーメモリー』のカップリング曲。聴けると思っていなかったからセトリ入りして嬉しかったな。四つ打ちの曲だから自然と手拍子で盛り上がる!

18.あたしの向こう

去年恋人と別れた時に死ぬほど聴いた曲なのだが、ノイズになることなく純粋に曲を楽しめたのですっかり昇華できたんだな〜と嬉しくなった。

 

〜アンコール〜 

19.ハニーメモリー

aikoはHAPPY END Tシャツのグリーンを着て登場。偶然にもお揃いになって嬉しかった。

20.エナジー

今何時?と時間を確認して、巻きます!と言った途端にaikoの歌い出す。これにピタッと合わせるバンドメンバーが本当に格好良いの…。

あとGt.のたらちゃん(設楽博臣)は演奏中はアグレッシブなのに、MCになるとめちゃくちゃに声が小さいから面白い。

21.いつもいる

コロナ禍でリリースされたアルバム『どうしたって伝えられないから』で一番歌詞が刺さった曲。何でもない毎日を慈しむことの大切さが身に染みる。

いつもいる

いつもいる

 

〜おまけ〜

22.be master of life

バンドメンバー全員でお辞儀をしたあと(いつもならここで捌ける)、 やっぱりあともう1曲だけやってもいい?と悪戯っ子のように笑うaiko小池百合子さんに怒られちゃう!急げ!と駆け足でスタート。

この曲で声が出せないのは歯がゆいけど、声の代わりに手拍子で届けようと全力で手を叩いて跳んだ。いつかまたaikoと全力で"Peace!"と叫びたいなぁ。

そうそう、定番の「男子ー!女子ー!そうでない人ー!」のC&Rは地団駄ver.とポールマッキー(指パッチン)ver.でやりました。そしてaikoに言われるがまま、無言で春日の"鬼瓦"のポーズをキメる客席が面白過ぎた。

 

そんなこんなで21時ピッタリに終了。ステージこそaikoが生きる場所なんだと実感したライブだった。aikoの声色や表情に心の底から歌える歓びが表れていて、観ているわたしまで幸せな気持ちでいっぱいになった。aikoがずっと笑顔でいられる世の中であって欲しい。無事にツアーが完走しますように。